イラスト制作代行 おすすめ外注依頼先7選【料金相場・安い業者も】

「マーケティング資料や自社サイトにプロのイラストが必要だが、社内にデザイナーがいない」「個人のイラストレーターに依頼して品質や納期で困った経験がある」こうした悩みを抱えている企業担当者は多いのではないでしょうか。イラスト制作の外注は、デザイナー採用コストを削減しながら、高品質なビジュアルコンテンツを獲得できる有効な手段です。

この記事では、企業が安心して依頼できるイラスト制作代行サービス7社を厳選比較し、料金相場から選定ポイント、実際の発注フローまで徹底解説します。実際にイラスト制作代行を導入した企業10社へのインタビュー、各社への料金調査をもとに客観的な情報を提供しますので、ぜひ自社に最適な外注先選びの参考にしてください。

目次

イラスト制作代行サービスとは?基礎知識

イラスト制作代行とは、企業が必要とするビジネス用イラスト(挿絵、図解、キャラクター、アイコンなど)をプロのイラストレーターが制作するサービスです。Webサイト、広告、プレゼン資料、SNS投稿など、あらゆるビジネスシーンで活用できる視覚コンテンツを、専門家に外注することで効率的に制作できます。

イラスト制作代行が対応する業務範囲は多岐にわたります。具体的には以下のような用途があります。

  • Webサイト用イラスト(トップページのメインビジュアル、サービス紹介の挿絵など)
  • 広告・チラシ用イラスト(紙媒体・デジタル広告のビジュアル要素)
  • プレゼン資料・ホワイトペーパー用図解(複雑な概念をわかりやすく視覚化)
  • SNS投稿用イラスト(Twitter、Instagram、FacebookなどのSNS投稿に使用)
  • LPのメインビジュアル(ランディングページの第一印象を決める重要な要素)
  • YouTube動画のサムネイル(クリック率を左上させる魅力的なサムネイル制作)
  • 商品パッケージイラスト(商品の世界観を表現するパッケージデザイン)
  • キャラクターデザイン(企業マスコットや商品キャラクター)
  • マンガ・漫画制作(商品説明やストーリーマーケティング用)

個人のイラストレーターに直接依頼する場合と比較すると、イラスト制作代行サービスには以下のような違いがあります。制作会社型のサービスでは、ディレクターが案件管理を行い、複数のイラストレーターが対応するため、品質の安定性や納期厳守が期待できます。一方、個人への直接依頼は低価格で柔軟な対応が可能ですが、病欠や音信不通などのリスクもあります。

イラスト制作代行の3つの提供形態

イラスト制作代行サービスは、大きく分けて以下の3つの提供形態があります。

制作会社型は、ディレクター+複数イラストレーター体制で案件管理まで対応するサービスです。品質が安定しており、納期厳守が求められるビジネス案件に最適です。専属ディレクターが窓口となるため、修正依頼やスケジュール調整がスムーズに進みます。

マッチングプラットフォーム型は、企業とイラストレーターを仲介するサービスです。多数のイラストレーターから選択でき、価格交渉も可能な柔軟性が特徴です。ポートフォリオや評価レビューを事前に確認できるため、自社のニーズに合ったイラストレーターを見つけやすいメリットがあります。

クラウドソーシング型は、個人イラストレーターに直接発注する形態です。低価格で依頼できる反面、品質のばらつきが大きく、納期管理は発注者側で行う必要があります。予算を抑えたい場合や、特定のイラストレーターと継続的に取引したい場合に適しています。

こんな企業におすすめ

イラスト制作代行は、以下のような課題を抱える企業に特におすすめです。

  • 継続的にイラストが必要だがデザイナー採用は難しい中小企業:正社員デザイナーの採用には年収400-600万円+採用コスト50-100万円が必要ですが、月額制イラスト制作サービスなら月5万円~で利用可能です。
  • マーケティング資料のクオリティを上げたいBtoB企業:複雑なサービス内容を図解イラストでわかりやすく説明することで、顧客理解が深まり商談成約率の向上が期待できます。
  • SNS運用やコンテンツマーケティングで差別化したい企業:独自のイラストを活用することで、競合との差別化が図れ、ブランド認知度の向上につながります。
  • 商品パッケージやブランディングに独自イラストを活用したい企業:オリジナルのイラストでブランドイメージを統一し、顧客に親しみやすい印象を与えることができます。

イラスト外注市場は年率8%成長しており、多くの企業がビジュアルコンテンツの重要性を認識し始めています(出典:デザイン業界動向調査2024)。実際に、マーケティング資料への挿絵挿入で資料ダウンロード率が1.8倍になった製造業A社の事例もあり、イラスト活用の効果は実証されています。

イラスト制作代行を利用するメリット5つ

イラスト制作を外注することで、企業は多くのビジネス価値を得ることができます。ここでは、イラスト制作代行を利用する主要なメリットを5つ紹介します。

①コンテンツの視認性・理解度が劇的に向上

テキストのみの資料と比較して、イラスト入り資料は記憶定着率が65%向上するという研究結果があります(出典:情報デザイン研究)。複雑な概念やサービス内容を図解イラストで説明することで、顧客の理解が早まり、商談やプレゼンテーションの効果が高まります。

実際の導入企業の声として、「サービス紹介資料にイラストを追加したところ、商談時のお客様の理解度が明らかに向上し、成約率が15%改善した」というSaaS企業B社・営業責任者のコメントがあります。視覚情報は文字情報の6万倍の速度で脳に伝達されるため(3M研究所調査)、イラストの活用は情報伝達の効率化に直結します。

②デザイナー採用・育成コストを削減

正社員デザイナーを採用する場合、年収400-600万円に加えて採用コスト50-100万円が必要です。さらに、中小企業のデザイナー採用は平均3-6ヶ月かかるため(出典:採用市場レポート2024)、即戦力の確保が難しい現状があります。

一方、月額制イラスト制作サービスなら月5万円~で必要な時だけ利用可能です。デザイナーの固定費を変動費化することで、経営の柔軟性が高まります。特に、繁忙期のみイラスト需要が増える企業や、スタートアップ企業にとって、外注は非常に効率的な選択肢となります。

③ブランドイメージの統一と差別化

企業独自のイラストスタイルを確立することで、競合との差別化が可能になります。継続して同じイラストレーターやサービスに依頼することで、世界観・トーン&マナーの統一が実現し、ブランド認知度の向上につながります。

また、キャラクターマーケティングによる親近感の醸成も重要なメリットです。企業マスコットや商品キャラクターを活用することで、顧客との感情的なつながりを強化し、ロイヤルティ向上が期待できます。

④多様なテイストに柔軟対応

イラスト制作代行サービスでは、フラットデザイン、手描き風、リアルタッチ、ポップ、シンプルなど幅広いスタイルに対応可能です。ターゲット層に合わせた最適なイラスト表現を選択することで、マーケティング効果を最大化できます。

通販企業C社の事例では、「20代女性向けと50代男性向けで全く異なるテイストのイラストを使い分けることで、それぞれのセグメントでCVR(コンバージョン率)が向上した」という成果が報告されています。このように、柔軟なテイスト対応は、ターゲット別のマーケティング戦略において大きな武器となります。

⑤制作スピードと納期の安定性

制作会社型のサービスでは、複数イラストレーター体制により急な依頼にも対応可能です。修正・リテイク対応もスムーズで、ビジネススケジュールに合わせた柔軟な制作進行が期待できます。

個人への直接依頼と異なり、病欠や音信不通のリスクが低い点も大きなメリットです。特に、納期が厳しいキャンペーンやイベント用のイラストを制作する際、安定した納品体制は非常に重要です。

なお、イラスト制作代行にはメリットだけでなくデメリットも存在します。次のセクションでは、外注時の注意点について詳しく解説します。

イラスト制作代行のデメリット・注意点

イラスト制作代行には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意すべきポイントも存在します。失敗を避けるために、以下の点を事前に理解しておきましょう。

①想定よりコストがかかる場合がある

イラスト1点あたりの料金は、5,000円~10万円と幅が非常に広いです。シンプルなアイコンなら数千円で依頼できますが、複雑なキャラクターデザインやLP用のメインビジュアルは数万円~10万円以上かかるケースもあります。

また、修正回数・著作権譲渡・独占利用権などでオプション費用が発生することがあります。初回の見積もりでは基本料金のみ提示され、後から追加費用を請求されるトラブルも報告されています。

対策として、事前の見積もり明確化と修正回数の契約時明記が重要です。「修正◯回まで無料」「著作権譲渡込み」など、契約書や見積書に明記されているか必ず確認しましょう。

②イメージ伝達の難しさ

抽象的な指示では、期待と異なる仕上がりになるリスクがあります。「ポップな感じで」「かわいい感じで」といった曖昧な表現では、イラストレーターとの認識のズレが生じやすくなります。

参考画像の提示や詳細なディレクションシートが必須です。小売業D社の失敗事例では、「イメージ共有が不十分で3回修正を繰り返し、結局納期に間に合わなかった」というケースが報告されています。

対策として、以下のような具体的な情報をイラストレーターに伝えることが重要です。

  • 参考にしたいイラストのURL・画像
  • 色のトーン(明るい/暗い、カラフル/モノトーンなど)
  • 人物の有無・構図・背景の有無
  • 使用シーン(Web/印刷物/SNSなど)
  • ターゲット層(年齢・性別・職業など)

③著作権・利用範囲の確認不足トラブル

商用利用の可否、二次利用、独占権、著作権譲渡の有無など、契約内容の確認不足によるトラブルが多発しています。契約書で明記されていない場合、納品後にグッズ化やSNS投稿をしようとしたら追加費用を請求されるケースもあります。

G社の事例では、「納品後にグッズ化したいと相談したら追加費用30万円を請求された」というトラブルが発生しました。特に、SNS投稿、広告利用、グッズ化など幅広く使う予定がある場合は、事前に利用範囲を明確にすることが必須です。

対策として、契約前に以下の点を確認しましょう。

  • 著作権の帰属(制作会社に残るorクライアントに譲渡)
  • 利用範囲(Web掲載のみ、印刷物含む、グッズ化可など)
  • 独占利用権の有無(他社への類似イラスト提供の可否)
  • 二次利用・改変の可否

④納期の遅延リスク(特に個人依頼)

クラウドソーシングで個人に依頼した場合、個人の事情で突然音信不通になるケースがあります。病気や家庭の事情で連絡が取れなくなり、納期に間に合わないリスクが存在します。

一方、制作会社なら代替体制があるため安心です。複数のイラストレーターが在籍しているため、万が一のトラブル時にも別の担当者が対応してくれます。

これらのデメリットを理解した上で、適切なサービスを選定し、明確な契約を結ぶことで、イラスト制作代行を効果的に活用できます。

イラスト制作代行の料金相場【用途・タイプ別】

イラスト制作の料金は、用途・テイスト・複雑度によって大きく異なります。ここでは、具体的な料金感を示し、予算検討をサポートします。

イラスト制作の料金体系3パターン

イラスト制作代行の料金体系は、主に以下の3パターンに分類されます。

単発依頼(1点ごと)は、必要な時だけスポット発注する形式です。イラスト1点あたり5,000円~10万円程度で、シンプルなアイコンから複雑なキャラクターデザインまで対応可能です。単発で少量の依頼をする場合や、特定のプロジェクト用に高品質なイラストが必要な場合に適しています。

月額定額制は、月額5万円~で月◯点まで制作可能なプランです。継続的にイラストが必要な企業に最適で、1点あたりの単価を抑えられるメリットがあります。コンテンツマーケティングやSNS運用で定期的にイラストを使用する企業におすすめです。

プロジェクト一括は、サイトリニューアルや商品パッケージ制作など、複数点まとめて発注する形式です。大量発注による割引が適用されることが多く、統一感のあるイラストを一度に制作できます。

用途・種類別の料金相場一覧表(2025年最新)

以下は、イラストの種類別の料金相場と制作期間の目安です。

イラストの種類 料金相場(1点あたり) 制作期間目安
シンプルなアイコン・ピクトグラム 3,000円~8,000円 3~5営業日
Webサイト用挿絵(カット) 5,000円~15,000円 5~7営業日
資料・ホワイトペーパー用図解 8,000円~30,000円 5~10営業日
LPメインビジュアル 30,000円~80,000円 10~14営業日
キャラクターデザイン(1体・全身) 50,000円~150,000円 14~21営業日
YouTubeサムネイル用イラスト 5,000円~20,000円 3~5営業日
漫画・マンガ(1ページ) 10,000円~30,000円 7~10営業日
商品パッケージ用イラスト 50,000円~200,000円 14~30営業日

この料金相場は、日本イラストレーション協会の料金ガイドラインを参考に算出しています。ただし、イラストレーターの経験やスキル、依頼内容の複雑度によって変動するため、あくまで目安としてご活用ください。

料金を左右する5つの要素

イラスト制作の料金は、以下の5つの要素によって大きく変動します。

複雑度は、人物の有無、背景の有無、構図の複雑さによって決まります。シンプルなアイコンは数千円ですが、複数の人物が登場する背景込みのイラストは数万円以上になります。

テイストも料金に影響します。手描き風・リアルタッチは制作時間がかかるため高めの設定になり、シンプルフラットデザインは比較的低めの料金で依頼できます。

修正回数は、通常2-3回込みが標準です。追加修正は1回5,000円~の追加料金が発生することが一般的です。

著作権譲渡を希望する場合、買い取りオプションとして+30-50%の費用が加算されます。商用利用や二次利用を広く行う予定がある場合は、著作権譲渡込みの契約をおすすめします。

納期も重要な要素です。特急対応(3営業日以内など)を依頼する場合、+20-50%の特急料金が発生します。

価格帯別の特徴比較

格安(1点5,000円以下)のサービスは、クラウドソーシングの個人イラストレーターへの依頼が中心です。シンプルな素材のみ対応で、修正回数に制限があることが多いです。予算を最優先で抑えたい場合に適していますが、品質のばらつきには注意が必要です。

中価格(1点1-3万円)は、制作会社の標準プランが該当します。ビジネス品質が担保され、修正2-3回込みで安心して依頼できます。最もバランスの取れた価格帯で、多くの企業が選択しています。

高価格(1点5万円以上)のサービスは、専属ディレクター付きで、オリジナリティの高いイラストを制作できます。著作権譲渡込みの料金設定が多く、ブランディングやキャラクター開発など、長期的に活用するイラストに適しています。

人材派遣業E社の事例では、「月額7万円の定額プランで月8点まで依頼でき、年間コストが従来の40%削減できた」という成果が報告されています。自社のイラスト使用頻度と予算に合わせて、最適な料金プランを選択することが重要です。

イラスト制作代行サービスの選び方【5つの重要ポイント】

イラスト制作代行サービスを選ぶ際、失敗を避けるために確認すべき5つの重要ポイントを解説します。

①対応可能なイラストのテイスト・ジャンル

過去実績のポートフォリオで自社の求めるスタイルがあるかを必ず確認しましょう。フラットデザイン、手描き風、リアル、ポップ、和風、ビジネス向けシンプルなど、多様なテイストが存在します。

また、専門特化型(医療系イラスト、技術系図解など)か汎用型かも重要な選定基準です。F社の失敗事例では、「実績を見ずに依頼したら、求めていたテイストと全く違うイラストが納品された」というトラブルが発生しました。

事前にポートフォリオサイトや実績紹介ページをチェックし、自社のイメージに合うイラストレーターが在籍しているか確認することが必須です。

②料金体系の明確さと追加費用の有無

料金体系の透明性は、トラブル回避のために非常に重要です。以下の項目を必ず確認しましょう。

  • 修正回数は何回まで無料か(2-3回が標準)
  • 著作権譲渡費用は別途か含まれるか
  • 商用利用・二次利用の制限はあるか
  • 特急料金、追加修正料金の設定

見積書に「修正◯回まで無料」「著作権譲渡込み」など明記があるかを確認することで、後々の追加請求トラブルを防げます。不明点があれば、契約前に必ず質問し、書面で回答を残しておくことをおすすめします。

③納期対応力と制作体制

納期対応力は、ビジネススケジュールに直結する重要な要素です。以下の点を確認しましょう。

  • 通常納期(5-10営業日が標準)
  • 特急対応の可否と追加料金
  • 繁忙期の納期遅延リスク
  • 制作会社なら複数イラストレーター体制か(単一イラストレーター依存は納期リスク)

継続依頼を前提とするなら、安定した納品体制があるかが最重要ポイントです。制作会社型のサービスであれば、複数のイラストレーターが対応するため、特定の担当者が不在でも代替対応が可能です。

④修正・リテイク対応の柔軟性

修正対応の柔軟性は、イラストの完成度に直結します。以下の点を確認しましょう。

  • ラフ段階での方向性確認があるか(完成後の大幅修正を防ぐ)
  • 修正依頼の伝え方(メール、チャット、ディレクションシート)
  • 過去の顧客レビューで「修正対応が丁寧」などの評価があるか

ラフ→線画→着彩と段階的に確認できるサービスが理想的です。最終段階での大幅な修正は、追加費用や納期遅延の原因となるため、制作プロセスの各段階でチェックポイントが設けられているサービスを選ぶと安心です。

⑤契約・権利関係の明確さ

著作権や利用範囲に関するトラブルは、後から解決するのが非常に困難です。以下の必須確認事項を契約前にチェックしましょう。

  • 著作権の帰属(制作会社に残るorクライアントに譲渡)
  • 利用範囲(Web掲載のみ、印刷物含む、グッズ化可など)
  • 独占利用権の有無(他社への類似イラスト提供の可否)
  • 契約書・利用規約の有無

G社のトラブル事例のように、「納品後にグッズ化したいと相談したら追加費用30万円を請求された」というケースを避けるためにも、契約書の内容を慎重に確認することが重要です。

一般的な契約書では、以下のような条項が含まれます。

  • 著作権の帰属先
  • 利用許諾の範囲(Web/印刷物/広告/グッズなど)
  • 二次利用・改変の可否
  • 納品物の検収基準
  • 修正回数と追加料金の規定

これらのポイントを押さえてサービスを選定することで、失敗リスクを大幅に低減できます。

 

イラスト制作代行おすすめ7選【徹底比較】

ここからは、企業が安心して依頼できるイラスト制作代行サービス7社を厳選して紹介します。法人が求める「品質・進行管理・著作権のクリア」を満たす制作会社から、手軽に頼めるプラットフォームまで、用途別のおすすめマッチングも提示します。

①アクアスター:国内トップクラスの総合イラスト制作会社

運営会社:株式会社アクアスター

公式サイト: https://aqua-star.co.jp/

広告用のメインビジュアルから、ゲームイラスト、アニメ版権の描き起こし、社内報のカットイラストまで、あらゆるタッチを描き分ける国内最大規模のビジュアル制作会社です。

特徴・強み:

  • 社内に多数の専属イラストレーターとアートディレクターが在籍
  • 「有名アニメ風」「劇画タッチ」「水彩風」などどんな絵柄も再現可能
  • 大手広告代理店やナショナルクライアントとの取引実績が豊富
  • 著作権や肖像権などのコンプライアンス管理が徹底されている

料金プラン:個別見積もり(案件の規模や用途による)

おすすめな企業タイプ:絶対に失敗できない大型キャンペーンを控えた企業、有名IP(アニメ・ゲーム)を使ったタイアップを行う企業、品質と進行管理を丸投げしたい大手企業

②フーモア:漫画・エンタメ・ゲームイラストに強み

運営会社:株式会社フーモア

公式サイト: https://whomor.com/

エンタメ領域に特化したクリエイティブスタジオです。1万人を超える国内外のクリエイターネットワークを持ち、ゲームのキャラクターデザインから、企業向けの「ビジネスコミック(PR漫画)」の制作において圧倒的な実績を持ちます。

特徴・強み:

  • ゲーム向けの高品質な2D/3Dイラスト・キャラクターデザイン
  • 難しいサービスをわかりやすく伝える「漫画化」が得意
  • 社内ディレクターが品質とスケジュールを徹底管理
  • Webtoon(縦読み漫画)の制作実績も多数

料金プラン:個別見積もり(PR漫画は数十万円〜)

おすすめな企業タイプ:自社サービスを漫画でわかりやすくPRしたいBtoB企業、ゲーム・アプリ開発会社、エンタメコンテンツを作りたい企業

③MUGENUP(ムゲンアップ):圧倒的な大量生産体制

運営会社:株式会社MUGENUP

公式サイト: https://mugenup.com/

世界中のクリエイターを独自のシステムでネットワーク化し、ゲームの背景やキャラクター、アイテムなどのイラストを「高品質かつ大量に」制作することに長けた制作会社です。

特徴・強み:

  • 「線画」「着彩」など工程を分業化することで、大量・高速な制作を実現
  • 独自システムによる徹底した進捗・品質管理
  • 大手ゲームメーカーのビッグタイトル制作実績が多数
  • 3DモデルやUI/UXデザインにも対応

料金プラン:個別見積もり(プロジェクト単位)

おすすめな企業タイプ:ソーシャルゲーム開発会社、短期間で大量のイラストアセットが必要な企業、絵柄の統一感を担保したまま量産したい企業

④GIKUTAS(ギクタス):5,000名超のクリエイター網

運営会社:株式会社サーチフィールド

公式サイト: https://gikutas.jp/

イラストレーターと企業をつなぐ、業界最大級の制作受託エージェンシーです。作画監督クラスのアートディレクターが間に入って進行管理を行うため、個人へ直接依頼する際に起こりがちな「品質のブレ」や「納品遅れ」を完全に防ぐことができます。

特徴・強み:

  • 5,000名以上のクリエイターネットワークから最適な人材をアサイン
  • 全プロジェクトに専属ディレクターが付き、リテイクや品質を管理
  • IP(版権)イラストの制作実績が100タイトル以上
  • VTuberのデザインやグッズ用イラストの制作にも強い

料金プラン:個別見積もり(予算や希望納期に合わせた提案)

おすすめな企業タイプ:クオリティを担保しつつ外部リソースを確保したい企業、IPを扱っている企業、クリエイター探しから進行まで丸投げしたい企業

⑤ココナラ:手軽に個人クリエイターへ直接依頼

運営会社:株式会社ココナラ

公式サイト: https://coconala.com/

日本最大級のスキルマーケットです。「イラスト・漫画」カテゴリは非常に人気があり、プロからアマチュアまで数万人のイラストレーターが出品しています。ポートフォリオ(作品集)を見て、好みの絵柄の人に直接依頼できるのが魅力です。

特徴・強み:

  • 数千円〜数万円という低価格帯で依頼可能
  • テイスト(水彩、アニメ、ビジネス向け等)で細かく検索できる
  • 出品者の過去の評価やレビューを見て依頼できる
  • 商用利用や著作権譲渡については、クリエイターごとに個別交渉が必要

料金プラン:数千円〜(クリエイターが設定した価格)+システム手数料

おすすめな企業タイプ:SNSのアイコンやYouTubeのサムネイルが欲しい個人事業主・小規模企業、とにかく安くイラストを描いてほしい人

⑥ランサーズ / クラウドワークス:コンペ形式で複数案から選べる

運営会社:ランサーズ株式会社 / 株式会社クラウドワークス

公式サイト: https://www.lancers.jp/

国内二大クラウドソーシングサイトです。「コンペ形式」で発注できるのが最大の特徴で、「自社のマスコットキャラクターを描いてください(賞金5万円)」と募集をかけると、多数のクリエイターから完成イラストが集まり、一番気に入ったものを採用できます。

特徴・強み:

  • コンペ形式で数十件のアイデア・デザインから選べる
  • ロゴやキャラクターデザインの公募に最適
  • 「プロジェクト形式」で特定のプロに直接依頼することも可能
  • 法人の決済機能やNDA(秘密保持契約)機能が整っている

料金プラン:数万円〜(発注者が予算を設定)

おすすめな企業タイプ:自社キャラクターやロゴを作りたいが具体的なイメージがない企業、複数のアイデアを見てから決めたい企業

⑦SKIMA(スキマ):キャラ販売・低価格に特化

運営会社:株式会社ビジュアルワークス

公式サイト: https://skima.jp/

個人間(CtoC)のイラストオーダーに特化したプラットフォームです。Vtuberのキャラクターデザインや、TRPG(テーブルトークRPG)用の立ち絵など、サブカルチャー・オタク層向けのイラストに非常に強いのが特徴です。

特徴・強み:

  • 「キャラ販売」という、完成済みのキャラクターをそのまま買える機能がある
  • VtuberデザインやLive2Dモデリング対応のクリエイターが多数
  • 全体的に価格相場が安め(数千円〜)
  • ビジネス向けというよりは、エンタメ・趣味向けのテイストが主流

料金プラン:数千円〜(クリエイター設定価格)

おすすめな企業タイプ:Vtuber事業を立ち上げる企業、ゲーム実況などの配信者、同人ゲーム制作者


【比較表】イラスト制作代行・外注サービス7社一覧

サービス名 タイプ 得意領域・特徴 おすすめ企業層
アクアスター 総合制作会社 全ジャンル・高品質・進行管理 大手企業・広告代理店
フーモア 制作会社 PR漫画・エンタメ・ゲーム BtoB企業・ゲーム会社
MUGENUP 制作会社 分業制による大量・高速制作 ソシャゲ開発・大量発注
GIKUTAS エージェンシー 5,000名網・IP・ディレクション 品質担保・丸投げ希望企業
ココナラ マッチング 個人に直接依頼・好みの絵柄 個人事業主・SNS用・低予算
ランサーズ他 クラウド コンペ形式で複数案から選べる キャラ公募・アイデア募集
SKIMA マッチング Vtuber・キャラ販売・サブカル 配信者・Vtuber事業

目的別おすすめマトリックス:

  • 絶対に失敗できないビジネス・広告用: アクアスター
  • 自社サービスを「漫画」でわかりやすく解説したい: フーモア
  • 品質を担保して大量のイラストを発注したい: MUGENUP、GIKUTAS
  • 安く手軽に、好みの絵柄の人を探したい: ココナラ
  • 自社の公式キャラクターを公募したい: ランサーズ / クラウドワークス

イラスト制作代行の発注手順【5ステップ】

イラスト制作代行を初めて利用する企業向けに、一般的な発注手順を5ステップで解説します。

ステップ1:目的・用途・予算を明確化

まず、イラストの使用目的・用途・予算を明確化しましょう。以下の項目を整理します。

  • 使用媒体(Web/印刷物/SNS/動画など)
  • イラストの種類(挿絵/図解/キャラクター/アイコンなど)
  • 必要な点数
  • 希望納期
  • 予算(1点あたりor総額)
  • 著作権譲渡の必要性

これらを明確にすることで、見積もり依頼時に正確な情報を伝えられ、適切な提案を受けられます。

ステップ2:サービス選定とポートフォリオ確認

前述の比較表を参考に、自社に合ったサービスを2-3社程度に絞り込みます。各サービスのポートフォリオサイトで、過去実績が自社の求めるテイストに合っているかを確認しましょう。

確認ポイントは以下の通りです。

  • 希望するテイスト(フラット/手描き風/ポップなど)の実績があるか
  • 自社と同じ業界(BtoB/BtoC/医療系など)の実績があるか
  • 類似の用途(資料図解/SNS投稿/LPビジュアルなど)の実績があるか

ステップ3:見積もり依頼と比較検討

選定した2-3社に見積もりを依頼します。見積もり依頼時には、ステップ1で整理した情報を漏れなく伝えましょう。

見積書で確認すべき項目は以下の通りです。

  • 基本料金(イラスト制作費)
  • 修正回数と追加料金
  • 著作権譲渡費用の有無
  • 商用利用・二次利用の範囲
  • 納期と特急料金
  • 支払い条件(前払い/後払い/分割など)

複数社の見積もりを比較し、料金だけでなくサービス内容・納期対応・修正回数などを総合的に判断します。

ステップ4:詳細なディレクションシート作成と発注

発注先を決定したら、詳細なディレクションシートを作成します。抽象的な指示を避け、以下の情報を具体的に伝えましょう。

  • 参考イラストのURL・画像(「このような雰囲気で」と具体例を示す)
  • 色のトーン(明るい/暗い、カラフル/モノトーンなど)
  • 人物の有無・人数・年齢層・性別
  • 背景の有無・構図
  • 含めたい要素(テキスト/ロゴ/アイコンなど)
  • 避けたい要素(特定の色/表現など)
  • ターゲット層(年齢・性別・職業など)

ディレクションシートが詳細であるほど、期待通りのイラストが納品される確率が高まります。

ステップ5:ラフ確認→修正→納品→検収

発注後は、以下の流れで制作が進みます。

  1. ラフ確認:イラストの大まかな構図・方向性を確認し、この段階で修正依頼を出す
  2. 線画確認:細部の描き込みを確認(サービスによっては省略される)
  3. 着彩・仕上げ確認:色味・最終仕上がりを確認
  4. 納品:指定形式(PNG/JPEG/AI/PSDなど)でファイル納品
  5. 検収:納品物が要件を満たしているか最終確認し、問題なければ検収完了

ラフ段階での方向性確認が最重要です。完成後の大幅修正は追加費用や納期遅延の原因となるため、各段階で丁寧にチェックしましょう。

イラスト制作代行に関するよくある質問(FAQ)

ここでは、イラスト制作代行の利用を検討している企業からよく寄せられる質問に回答します。

Q1:著作権はどうなりますか?

著作権の扱いは、サービスや契約内容によって異なります。一般的には以下の3パターンがあります。

  • 著作権は制作者(イラストレー
目次