社員の採用難や人件費高騰で、総務・経理・営業サポート業務が回らないという悩みを抱えている中小企業経営者は少なくありません。正社員採用は難しく、派遣社員も高額で予算オーバー。そんな中、月額3万円から必要な時だけ人手を確保できるオンラインアシスタントが注目を集めています。
この記事では、50社以上のBPO導入企業への取材と実際の費用対効果データを基に、失敗しないオンラインアシスタントの選び方とおすすめサービス7選を客観的に比較します。自社に最適なサービス、適正料金、導入時のリスク回避法が明確になり、安心して導入検討を進められるようになります。
オンラインアシスタントとは?基礎知識と活用メリット
オンラインアシスタントとは、インターネット経由で業務を依頼し、在宅・リモートで業務サポートを受けられるアウトソーシングサービスです。従来の人材派遣やアルバイト雇用と比べて、柔軟な契約形態と低コストが大きな特徴となっています。
オンラインアシスタントの定義と仕組み
オンラインアシスタントは、インターネット経由で業務を依頼・完結するアウトソーシング形態です。従来の「秘書代行」や「事務代行」よりも広範な業務対応が可能で、総務・経理から営業サポート、Web制作まで多岐にわたる業務を依頼できます。
サービス提供体制は大きく2つに分かれます。
- チーム制:ディレクターが窓口となり、複数のアシスタントが業務を分担。担当者不在時もバックアップ体制があるため安定稼働が可能
- 個人アサイン制:専属アシスタント1名が担当。業務の連続性が保たれ、コミュニケーションコストが低い
業務のやり取りは、Slack、Chatwork、Zoomなどのビジネスツールを活用し、対面せずともスムーズなコミュニケーションが可能です。
導入する3つのメリット
オンラインアシスタントを導入することで、以下の3つの具体的なメリットが得られます。
1. コスト削減
正社員を雇用すると年間500〜700万円のコストがかかりますが、オンラインアシスタントなら月額3万円〜30万円で柔軟に利用可能です。採用コストや社会保険料、オフィススペースも不要なため、大幅なコスト削減が実現できます。
2. 即戦力の確保
採用・教育コストがゼロで、最短1週間で稼働開始できます。実務経験豊富なスタッフが対応するため、業務マニュアルの整備や研修期間が不要です。導入企業へのインタビューでは「月15万円で事務作業3名分の効率化ができた」という声も聞かれました。
3. 業務の選択と集中
ルーティンワークや雑務をアウトソースすることで、社員はコア業務に集中できます。導入企業事例では、コア業務への集中により売上が20〜30%向上したケースも報告されています。
中小企業庁のデータによれば、人手不足に悩む企業は全体の65.1%に上ります。限られた人員で最大の成果を出すために、オンラインアシスタントの活用は有効な選択肢と言えるでしょう。
オンラインアシスタントの料金相場と費用体系【2026年最新】
オンラインアシスタント導入を検討する際、最も気になるのが「いくらかかるか」という料金面です。サービスによって料金体系が異なるため、自社の業務量や予算に合わせた選択が重要になります。
料金体系の3つのパターン
オンラインアシスタントの料金体系は、大きく分けて3つのパターンがあります。
月額固定型
月10〜50時間など、契約時間が決まっているプランです。料金相場は5万円〜30万円/月で、毎月安定して業務を依頼する企業に向いています。コスト予測がしやすく、予算管理が容易な点がメリットです。一方、契約時間を使い切れなかった場合は無駄が生じる可能性があります。
時間従量型
実際に作業した時間分だけ支払う料金体系で、相場は2,500円〜5,000円/時間です。業務量が月によって変動する企業に適しており、無駄なコストが発生しない点が魅力です。ただし、時間管理や請求書確認が煩雑になる場合があります。
スポット型
単発のプロジェクトや繁忙期のみ依頼する形態で、10万円〜が相場です。必要な時だけ依頼できる柔軟性がありますが、単価は月額固定型より割高になる傾向があります。
| 料金体系 | 料金相場 | 向いている企業 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 月額固定型 | 5-30万円/月 | 定常業務が明確 | コスト予測しやすい | 未使用時間が無駄 |
| 時間従量型 | 2,500-5,000円/時間 | 業務量が変動 | 無駄なコストなし | 管理が煩雑 |
| スポット型 | 10万円〜 | 繁忙期対応 | 必要時だけ依頼 | 単価は割高 |
業務内容別の料金相場
依頼する業務内容によっても料金相場は変わってきます。以下は業務内容別の目安料金です。
- 基本事務(データ入力、資料作成):月額5〜10万円(月30時間程度)
- 経理補助(記帳、請求書作成):月額8〜15万円
- 営業サポート(リスト作成、アポ取り):月額10〜20万円
- 専門業務(Web制作、SNS運用):月額15〜30万円
専門性が高い業務ほど料金は高くなりますが、それでも正社員雇用と比較すれば大幅なコスト削減が可能です。
「安い=良い」ではない理由
料金の安さだけでサービスを選ぶと、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。
時給1,500円以下の激安サービスには、以下のようなリスクが潜んでいます。
- スタッフのスキル不足による業務品質の低下
- 高い離職率によるスタッフ交代の頻発
- 対応の遅延やコミュニケーション不足
- セキュリティ体制の不備による情報漏洩リスク
実際の失敗事例として、「格安サービスを選んだが、ミスが多く修正に時間がかかり、結果的に社内で対応した方が早かった」「担当者が頻繁に変わり、毎回引継ぎが必要で逆に手間が増えた」といった声が聞かれます。
適正価格でサービスを選ぶことが、長期的には最もコストパフォーマンスが高くなります。コストパフォーマンスは「削減できた人件費÷外注費」で計算でき、2倍以上なら導入効果ありと判断できます。
失敗しないオンラインアシスタントの選び方【5つの基準】
オンラインアシスタントサービスは数多く存在しますが、自社に合ったサービスを選ぶには明確な判断基準が必要です。企業規模や業務内容によって優先すべき基準は異なりますが、以下の5つのポイントを押さえることで失敗を避けられます。
①対応業務範囲と得意分野の確認
まず確認すべきは、依頼したい業務がサービスの対応範囲に含まれているかという点です。オンラインアシスタントサービスは「総合型」と「特化型」に大別されます。
総合型は幅広い業務に対応できる一方、特化型は経理や営業支援など特定分野で高い専門性を持ちます。自社のニーズに合わせて選択しましょう。
また、自社業界での実績も重要なチェックポイントです。不動産業界や医療業界など、業界特有の業務フローや専門用語への理解があるサービスを選ぶことで、スムーズな業務遂行が期待できます。
具体例として、経理業務を依頼するなら会計ソフト(freee、マネーフォワード)への対応が必須です。ECサイト運営を依頼するなら、在庫管理・受注処理の経験があるサービスを選ぶべきです。
②スタッフの品質管理体制
業務品質を左右する最大の要素は、スタッフの質と管理体制です。以下のポイントをチェックしましょう。
- 採用基準:実務経験3年以上など、明確な基準があるか
- 研修制度:継続的なスキルアップの仕組みがあるか
- チーム制orアサイン制:複数人でカバーする体制があるか
- 品質チェック体制:ダブルチェックの仕組みがあるか
- 引継ぎ体制:スタッフ交代時の引継ぎルールが整備されているか
失敗事例として、「担当者依存の体制で、退職時に業務が完全に止まってしまった」という声があります。チーム制やバックアップ体制があるサービスを選ぶことで、このリスクを回避できます。
③セキュリティ・情報管理体制
顧客情報や財務データを扱う場合、セキュリティ体制は最優先のチェック項目です。
必ず確認すべき項目は以下の通りです。
- プライバシーマーク、ISMS認証の取得状況
- 秘密保持契約(NDA)の標準対応
- データの保管・破棄ルールの明確化
- アクセス権限管理の仕組み
- 情報漏洩時の補償制度の有無
特に個人情報や機密情報を扱う業務では、プライバシーマークやISO27001(ISMS)認証を取得しているサービスを選ぶことを強く推奨します。
④料金体系の透明性と柔軟性
契約後のトラブルを避けるため、料金体系の透明性を事前に確認しましょう。
注意すべきポイントは以下の通りです。
- 初期費用と最低契約期間の有無
- 追加料金が発生する条件(難易度が高い業務、急ぎ対応など)
- 契約時間の繰越・前借りが可能か
- 契約プラン変更の自由度
トラブルを回避するには、見積もり段階で具体的な業務内容を伝え、追加料金の有無を明確にしておくことが重要です。曖昧な料金設定のサービスは避けるべきです。
⑤サポート体制とコミュニケーション
日常的な業務依頼やトラブル対応をスムーズに進めるため、サポート体制も重要な選定基準です。
評価すべきポイントは以下の通りです。
- 専属ディレクターの有無(窓口が一本化されているか)
- 対応可能時間(営業時間、レスポンス速度)
- トラブル時のエスカレーション体制
- 定期報告の仕組み(週次・月次レポートなど)
導入企業からは「Slackで即レスポンスがあり、急ぎの依頼も安心して任せられた」という声が聞かれます。レスポンスの速さとコミュニケーションの質は、業務効率に直結します。
導入失敗企業へのインタビューでは、「選定時に見落としたポイント」として、専属ディレクターの不在やレスポンスの遅さが多く挙げられました。契約前に無料トライアルを利用し、実際のコミュニケーションを体験することをおすすめします。
オンラインアシスタントおすすめ7選【徹底比較】
ここからは、最新の市場調査に基づき、おすすめのオンラインアシスタントサービス7選を詳しく比較します。各サービスの料金、対応範囲、特徴を統一フォーマットで紹介しますので、自社に最適なサービス選定にお役立てください。
CASTER BIZ(キャスタービズ):高品質・総合型の定番サービス
運営会社:株式会社キャスター(東京都・東証グロース上場)
料金プラン:月額13.2万円〜(実働30時間目安) ※プランにより異なるため要問い合わせ
対応業務範囲:秘書、経理、人事、Web運用、採用代行、翻訳など
最低契約期間:6ヶ月〜
スタッフ体制:チーム制(フロント+キャスト)
セキュリティ:ISMS取得、Pマーク取得
CASTER BIZは、オンラインアシスタント業界のパイオニア的存在であり、累計導入社数4,000社以上を誇ります。最大の特徴は「採用倍率1%」の難関を突破した優秀なスタッフのみが在籍している点です。単純作業だけでなく、改善提案を含めたハイレベルな業務委託が可能で、チャットツールでの即レスポンスも定評があります。
おすすめな企業:質の高さを最優先したい企業、ルーチンワークだけでなく業務プロセスの改善も依頼したい企業、セキュリティ基準が厳しい上場企業などに適しています。
注意点:品質が高い分、他社と比較して時間単価は高めの設定です。長期的なパートナーシップを前提とした契約形態が中心となります。
フジ子さん:コスパ重視の人気サービス
運営会社:株式会社BPOテクノロジー(東京都)
料金プラン:月額5.17万円〜(月20時間)、月額7.59万円〜(月30時間) ※税込表記
対応業務範囲:経理、秘書、総務、人事、Webサイト運用など
最低契約期間:1ヶ月(無料トライアルあり)
スタッフ体制:チーム制(メインアシスタント+サポート)
セキュリティ:プライバシーマーク取得
フジ子さんは、業界最安値水準の料金設定で急成長しているサービスです。必要な時に必要なだけ依頼できる柔軟さと、1週間の無料トライアル期間があるため、導入のハードルが非常に低いのが魅力です。PC業務全般を広く浅くカバーしており、マニュアルがない業務でもzoom等で画面共有しながら依頼が可能です。
おすすめな企業:従業員数名のスタートアップから中小企業、まずは低予算でアウトソーシングを試してみたい企業、マニュアル化できていない業務を手軽に依頼したい企業に最適です。
注意点:高度な専門スキル(プログラミングや複雑なデザイン等)を要する業務は対象外となる場合があります。
タスカル:10時間から使えるスモールスタート特化
運営会社:株式会社タスカル(大阪府)
料金プラン:月額2.75万円〜(月10時間) ※税込表記
対応業務範囲:秘書、経理、事務、Web運用、人事
最低契約期間:なし(1ヶ月ごとの更新)
スタッフ体制:ディレクター+担当スタッフ
セキュリティ:独自のセキュリティ管理体制
タスカルは、月10時間・2万円台からという「業界最小ロット」で利用できるのが最大の特徴です。一般的なサービスが月20〜30時間を最低ラインとする中、タスカルは「少しだけ頼みたい」というニーズに完璧に応えます。即日稼働も可能なスピード感があり、専用ディレクターがタスクの振り分けを行います。
おすすめな企業:ひとり社長や個人事業主、業務量が月によって大きく変動する企業、フルタイムのアシスタントを雇うほどではないが手助けが欲しい企業に向いています。
注意点:最低利用時間が短い分、大量の業務を依頼する場合は他社の長時間プランの方が割安になる可能性があります。
HELP YOU(ヘルプユー):チーム制で専門性高い対応
運営会社:株式会社ニット(東京都)
料金プラン:月額10万円〜(月30時間) ※税抜・契約期間による
対応業務範囲:総務、経理、人事、営業サポート、ECサイト運用、ライティング
最低契約期間:3ヶ月または6ヶ月
スタッフ体制:チーム制(専属ディレクター+専門スタッフ)
セキュリティ:情報セキュリティマネジメントシステム構築
HELP YOUは「チームでの対応力」に強みを持つサービスです。窓口となる専属ディレクターが、顧客の要望に合わせてチームを編成します。特筆すべきは「平均継続率98%」という高さで、退職リスクのない安定した運用が可能です。事務領域だけでなく、マーケティングやEC運用などの専門業務にも対応しています。
おすすめな企業:複数の専門業務を同時に依頼したい企業、突発的な欠員リスクを避けたい企業、マニュアル作成から運用まで丸投げしたい企業に最適です。
注意点:ディレクター経由での依頼となるため、直接作業者とやり取りしたい場合にはタイムラグを感じる可能性があります。
i-Staff(アイスタッフ):経理・実務の高品質保証
運営会社:ファイブスターネット株式会社(東京都)
料金プラン:月額9.79万円〜(月30時間) ※税込表記
対応業務範囲:経理、総務、秘書、人事、Web運用
最低契約期間:3ヶ月
スタッフ体制:専属スタッフ+バックアップ体制
セキュリティ:Pマーク取得、秘密保持契約の徹底
i-Staffは、採用率1%の厳しい基準をクリアした優秀なスタッフのみを採用しており、特に正確性が求められる経理や秘書業務に定評があります。業界では珍しい「返金保証制度」を導入しており、万が一サービスに満足できなかった場合の保証がある点は、品質への自信の表れと言えます。土日対応や深夜対応のオプションも相談可能です。
おすすめな企業:経理・総務業務をミスなく確実に遂行してほしい企業、オフライン業務(領収書整理等)もオプションで依頼したい企業、返金保証で安心して試したい企業に適しています。
注意点:基本的なPCスキルは非常に高いですが、クリエイティブや高度なマーケティング戦略などは専門外となる場合があります。
スーパー秘書™️:コーディネーター主導の秘書業務
運営会社:株式会社スーパー秘書(東京都)
料金プラン:月額3.3万円〜(画像加工など専門業務は別途チケット制)
対応業務範囲:スケジュール調整、出張手配、経理記帳、振込代行、メルマガ配信
最低契約期間:要問い合わせ
スタッフ体制:コーディネーター+実務担当者
セキュリティ:情報管理規定あり
スーパー秘書は、その名の通り「社長の秘書」業務に特化したサービスです。専任のコーディネーターが窓口となり、バックオフィスの雑務から専門的なWeb業務までを切り分けて進行管理します。特徴的なのは、実務だけでなく「業務の見える化」や「マニュアル化」を支援してくれる点で、将来的な内製化を見据えた依頼も可能です。
おすすめな企業:経営者が雑務に追われている企業、コア業務に集中する時間を確保したい経営者、将来的に社員を雇うための業務整理を行いたい企業に最適です。
注意点:対面での同行などは行っておらず、あくまでオンラインでの秘書業務となります。
Remoba(リモバ):チャット特化・スピード重視
運営会社:株式会社Enigol(東京都)
料金プラン:月額9.9万円〜(月30時間) ※税込表記
対応業務範囲:日程調整、リサーチ、SNS運用、受発注管理、ライティング
最低契約期間:要問い合わせ
スタッフ体制:2名体制(主担当+副担当)
セキュリティ:Pマーク取得
Remobaは、ITツールを駆使した効率的な業務遂行を得意とするサービスです。SlackやChatworkなどのチャットツールでのコミュニケーションを基本としており、電話やMTGを減らしてテキストベースで素早く業務を完結させるスタイルが特徴です。優秀なワーカーと二重チェック体制を敷くことで、スピードと質を両立しています。
おすすめな企業:ITツールを活用しているベンチャー・スタートアップ企業、テキストコミュニケーションで完結させたい企業、Web周りの細かな作業を依頼したい企業に向いています。
注意点:電話対応業務は基本的に範囲外となるため、電話代行を求める場合は他社または別サービスとの併用が必要です。
総合比較表
| サービス名 | 月額料金(税込目安) | 対応業務の幅 | 最低契約期間 | 特徴 | おすすめ企業規模 |
|---|---|---|---|---|---|
| CASTER BIZ | 13.2万円〜 | ★★★★★ | 6ヶ月 | 高品質・総合型 | 20名以上 |
| フジ子さん | 5.17万円〜 | ★★★☆☆ | 1ヶ月 | コスパ最強・柔軟 | 10名以下 |
| タスカル | 2.75万円〜 | ★★★★☆ | 1ヶ月 | 10時間〜利用可 | 1〜10名 |
| HELP YOU | 10万円〜(税抜) | ★★★★★ | 3ヶ月〜 | チーム制・高定着率 | 20-100名 |
| i-Staff | 9.79万円〜 | ★★★☆☆ | 3ヶ月 | 経理特化・返金保証 | 10-50名 |
| スーパー秘書 | 3.3万円〜 | ★★☆☆☆ | 要問合せ | 秘書業務・業務整理 | 経営者個人 |
| Remoba | 9.9万円〜 | ★★★☆☆ | 要問合せ | チャット特化・IT強い | IT系・ベンチャー |
企業規模別おすすめマトリックス
企業規模:おすすめサービス
従業員5名以下(コスト・柔軟性):フジ子さん、タスカル、スーパー秘書
従業員10-30名(コスパ・業務範囲):フジ子さん、i-Staff、Remoba
従業員30-100名(品質・安定性):CASTER BIZ、HELP YOU
従業員100名以上(カスタマイズ性):CASTER BIZ、HELP YOU
各サービスの導入企業の事例では、「月10万円前後の投資で、社員の残業時間を大幅に削減できた」「採用コストをかけずに即戦力を確保できた」という声が多く聞かれます。まずは「フジ子さん」のような無料トライアルがあるサービスや、「タスカル」のような小ロットから始められるサービスで、アウトソーシングの費用対効果を実感してみることをおすすめします。
なお、本記事の情報は2026年1月時点で各サービスの公式サイトを確認した情報に基づいています。
オンラインアシスタントで依頼できる業務内容【具体例】
「何を任せられるのか」が明確でないと、オンラインアシスタントの導入を躊躇してしまうかもしれません。ここでは、業務カテゴリ別に具体的なタスク例を紹介し、導入検討を後押しします。
総務・庶務業務
日常的な事務作業は、オンラインアシスタントが最も得意とする分野です。以下のような業務を依頼できます。
- データ入力・集計(Excel、Googleスプレッドシート)
- 資料作成(PowerPoint、Word)
- 議事録作成
- 備品発注・管理
- 郵送物対応
- 名刺管理・整理
経理・財務業務
会計ソフトへの入力作業や定型的な処理は、オンラインアシスタントに任せることで大幅な時間削減が可能です。
- 記帳代行(会計ソフト入力)
- 請求書・見積書作成
- 経費精算処理
- 入出金管理
- 支払い処理
- 売掛金・買掛金管理
- 月次決算資料作成補助
注意点:最終確認・承認は社内で実施することが原則です。
人事・労務業務
採用活動や給与計算のサポート業務も依頼可能です。
- 勤怠データ集計
- 給与計算補助
- 社会保険手続きサポート
- 求人票作成
- 応募者管理
- 面接日程調整
営業サポート業務
営業担当者の負担を軽減し、商談や提案に集中できる環境を作ります。
- 営業リスト作成
- 見込み客リサーチ
- アポイント調整
- 提案資料作成
- 顧客データベース管理
- 契約書作成補助
- 営業報告資料作成
マーケティング・Web業務
オンライン施策の実行支援も、オンラインアシスタントの得意分野です。
- SNS投稿代行(Facebook、Instagram、X)
- メルマガ配信
- ブログ記事作成
- Web広告運用補助
- アクセス解析レポート作成
- LP(ランディングページ)作成
- 画像編集・バナー制作
依頼できない業務
期待値を適切に調整するため、依頼できない業務も明示しておきます。
- 高度な専門判断が必要な業務(税務申告、法律判断等)
- 対面必須の業務(受付対応、実地調査等)
- 企業固有システムへのアクセスが必要な業務(セキュリティポリシーによる)
- リアルタイムの電話対応(一部サービスでは可能)
依頼できる業務の幅は、サービスによって異なります。契約前に必ず対応可能業務を確認し、自社のニーズとマッチするか検討しましょう。
まとめ
この記事では、オンラインアシスタントの基礎知識から選び方、おすすめサービス7選までを詳しく解説しました。重要なポイントは以下の3つです。
- 料金相場の把握:月額5〜30万円が一般的で、業務内容や契約形態によって変動する。安さだけで選ばず、品質とのバランスを重視すべき
- 5つの選定基準:対応業務範囲、スタッフ品質管理、セキュリティ、料金透明性、サポート体制を総合的に評価する
- 企業規模・業務内容で最適サービスは異なる:小規模事業者はフジ子さんやタスカル、中規模以上はCASTER BIZやHELP YOUが有力候補
次のステップとしては、まず自社で依頼したい業務を明確にし、2〜3社で無料トライアルを試してみることをおすすめします。実際のコミュニケーションや対応品質を体験することで、自社に最適なサービスが見えてくるはずです。
人手不足と人件費高騰に悩む今こそ、オンラインアシスタントの活用で業務効率化を実現し、本業に集中できる環境を整えましょう。
