「注文が増えるほど発送作業に追われて、商品企画やマーケティングに時間が割けない」「保管場所の確保、梱包資材の管理、配送ミス対応で毎日疲弊している」――EC事業を運営する多くの方が、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。
この記事では、EC発送代行の料金相場(月額費用・従量課金の実態)から、事業規模・商材別のおすすめサービス7選、失敗しない選び方の5つのポイント、実際の導入効果・コスト削減事例まで徹底解説します。
EC発送代行を導入した10社以上への取材実績と、物流業界専門家への取材に基づく客観情報をもとに、あなたのEC事業に最適な発送代行サービスが見つかる内容になっています。
EC発送代行(フルフィルメント)とは?基礎知識
EC発送代行(フルフィルメントサービス)とは、ECサイトで販売した商品の入庫から配送までの物流業務を一括で外注できるサービスです。商品の保管、在庫管理、受注に応じたピッキング、梱包、配送手配まで、発送に関わるすべての工程を専門業者に委託できます。
EC発送代行で外注できる業務範囲
EC発送代行サービスでは、以下のような幅広い業務を外注できます。
- 入庫・検品:商品の受け入れ、数量確認、不良品チェックを実施
- 在庫管理:倉庫での保管、在庫数のリアルタイム把握、ECカートシステムとの連携
- ピッキング・梱包:注文に応じた商品選定、丁寧な梱包、チラシなど同梱物の挿入対応
- 出荷・配送手配:配送業者への引き渡し、送り状発行、追跡番号のシステム連携
- 返品・交換対応:返送商品の受け取り、再梱包、顧客対応のサポート
- 付帯サービス:ギフトラッピング、チラシ同梱、流通加工(セット組みなど)
これらの業務を外注することで、EC事業者は本業である商品開発やマーケティング活動に集中できるようになります。
自社発送との違い・メリット
自社発送とEC発送代行では、コスト構造や業務負担が大きく異なります。以下の比較表で主な違いを確認しましょう。
| 項目 | 自社発送 | 発送代行 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 低(設備投資不要) | 中(初期登録料) |
| 固定費 | 高(人件費・賃料) | 低(保管料のみ) |
| 繁忙期対応 | 困難(人員確保必要) | 柔軟(代行側で調整) |
| 配送品質 | 属人的 | 標準化されている |
| スケール対応 | 限界あり | 拡張しやすい |
実際の導入事例として、月商100万円から500万円に成長したアパレルEC事業者では、自社発送から代行に切り替えたことで梱包ミス率が80%減少したという報告もあります。品質の標準化と業務効率化を同時に実現できるのが、EC発送代行の大きなメリットです。
EC発送代行の料金相場・費用体系を徹底解説
EC発送代行の導入を検討する際、最も気になるのが「実際にいくらかかるのか」という料金面ではないでしょうか。ここでは、料金体系の仕組みから事業規模別の相場、コストを抑えるコツまで詳しく解説します。
料金体系の仕組み(基本料金+従量課金)
EC発送代行の料金は、固定費と従量課金の組み合わせで構成されています。主な費用項目は以下の通りです。
- 初期費用:0円~5万円(システム導入、初期設定費)
- 月額固定費:5,000円~3万円(システム利用料、管理費)
- 保管料:1坪あたり5,000円~15,000円/月、またはパレット単位での計算
- 入庫料:1個あたり10円~50円
- 梱包・出荷料:1件あたり200円~500円(サイズ・梱包の複雑さによる)
- 配送料:実費(宅配便料金、ネコポス等の配送方法別)
- オプション費用:ギフト包装50円~、同梱物挿入10円~
具体例:月間出荷数300件、在庫保管1坪のEC事業者の場合
- 月額固定費:10,000円
- 保管料:8,000円
- 出荷料:300件 × 300円 = 90,000円
- 配送料:300件 × 600円 = 180,000円
- 合計:約28.8万円/月
このように、出荷数が増えるほど従量課金部分のコストが上がりますが、1件あたりの単価は規模の経済が働いて下がる傾向にあります。
事業規模別の料金相場
月間の出荷数によって、トータルコストと1件あたり単価は大きく変動します。以下の表で事業規模別の料金相場を確認しましょう。
| 月間出荷数 | 月額総費用目安 | 1件あたり単価 |
|---|---|---|
| ~100件 | 5万~8万円 | 500~800円 |
| 100~300件 | 15万~30万円 | 400~600円 |
| 300~1,000件 | 30万~80万円 | 300~500円 |
| 1,000件~ | 100万円~ | 250~400円 |
注意点:商材のサイズ、重量、梱包の複雑さによって料金は変動します。コスメなどの小物とアパレルでは保管スペースや梱包工数が異なるため、単価も変わってきます。
料金を抑えるコツ・安く利用する方法
EC発送代行のコストを抑えるには、以下のような工夫が有効です。
- 小ロット対応・月額固定費無料の業者を選ぶ:スタートアップEC向けに固定費0円プランを提供している業者もあります
- 簡易梱包にする:過度な梱包資材を省くことで、資材費と梱包作業費を削減
- 閑散期に契約交渉する:物流業界の繁忙期は11-12月。閑散期なら値下げ交渉の余地あり
- 複数モール一元管理:楽天・Amazon等を一つの代行業者でまとめることで効率化
- 配送業者の法人契約:代行業者経由で配送業者と法人契約を結び、配送料の割引を獲得
物流コンサルタントの助言によれば、「出荷数が安定してから相見積もりを取ることで、5-15%のコスト削減が可能」とのことです。複数の業者を比較検討することが、適正価格での契約につながります。
EC発送代行サービスの選び方【5つの重要ポイント】
EC発送代行サービスは数多く存在しますが、自社に最適なサービスを選ぶには明確な基準が必要です。ここでは、失敗しないための5つの重要ポイントを解説します。
①対応可能な商材・業種との相性
発送代行業者によって、得意とする商材や対応可能な業種が異なります。自社の商材に適した業者を選ぶことが重要です。
- アパレル対応:ハンガー保管、タグ付け、プレス(アイロン)対応
- 食品対応:温度管理倉庫(常温・冷蔵・冷凍)、賞味期限管理、食品衛生許可
- 化粧品・医薬部外品:薬機法対応、ロット番号管理
- 家電・精密機器:緩衝材での厳重梱包、動作確認
- 大型商品・重量物:家具、自転車などの大型品の取り扱い
選定時のチェックリスト:
- ☑ 自社商材の保管実績があるか?
- ☑ 温度・湿度管理が必要な場合、対応倉庫があるか?
- ☑ 危険物・液体物の取り扱いが可能か?
②最低出荷数・契約ロットの条件
発送代行業者には、最低出荷数や最低保管スペースの設定がある場合があります。
- 小規模EC(月50件以下)でも利用可能か
- 最低保管スペース・最低料金の設定はあるか
- 繁忙期・閑散期の出荷数変動に柔軟に対応できるか
- 短期・スポット契約が可能か(イベント・キャンペーン時の利用)
注意点:月間出荷数100件未満は対応不可の大手業者も多く存在します。小規模ECの場合は、小ロット対応を明示している業者を事前に確認しましょう。
③ECカートシステムとの連携性
自社で利用しているECカートシステムと、発送代行業者のシステムが連携できるかは非常に重要なポイントです。
主要連携システム:
- 楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、Shopify、BASE、STORES
- 自社ECシステム(API連携、CSV連携)
- 受注管理システム(ネクストエンジン、TEMPOSTAR等)
確認ポイント:
- リアルタイム在庫連携が可能か
- 自動出荷指示(受注データの自動取り込み)に対応しているか
- 追跡番号の自動返信機能があるか
システム連携がスムーズでないと、在庫管理の二重入力や出荷ミスの原因となります。
④倉庫の立地・配送スピード
倉庫の立地によって、主要配送先へのリードタイムが変わります。
- 主要配送先(東京・大阪・福岡等)へのリードタイム
- 当日出荷の締め切り時間(午前中?午後?)
- 土日祝日の出荷対応の可否
- 翌日配送可能エリアの範囲
地域別の強み例:
- 関東倉庫:首都圏への翌日午前配送に強み
- 関西倉庫:西日本への迅速配送が可能
- 複数拠点展開:全国均等な配送スピードを実現
⑤サポート体制・トラブル対応力
導入後のサポート体制やトラブル発生時の対応力も、業者選定の重要な判断材料です。
- 専任担当者が付くか
- 問い合わせ対応時間(平日のみ?土日も対応?)
- 緊急時の連絡手段(電話・チャット・メール)
- 出荷ミス時の補償制度の有無
- 導入時の研修・サポート体制
導入企業へのインタビューでは、「繁忙期に出荷遅延が発生した際、代行会社が夜間対応で翌日リカバリーしてくれた」(化粧品EC運営)という声もあります。万が一のトラブル時に迅速に対応してくれる体制があるかどうかを確認しましょう。
EC発送代行おすすめ7選【徹底比較・2025年最新版】
ここでは、事業規模や商材の特性に応じたおすすめのEC発送代行サービス7選を紹介します。各サービスの特徴や料金プラン、おすすめの企業タイプを詳しく解説します。
サービス比較一覧表
| サービス名 | 月額固定費 | 出荷料目安 | 最低出荷数 | 得意分野 | おすすめ規模 |
|---|---|---|---|---|---|
| STOCKCREW | 0円 | 300円~ | 制限なし | 小ロット・安さ | 小~中規模 |
| オープンロジ | 0円 | 従量課金 | 1件~ | 多モール・即導入 | 中~大規模 |
| ウルロジ | 個別見積 | 個別見積 | 応相談 | コスパ・伴走支援 | 小~中規模 |
| 富士ロジテック | 個別見積 | 個別見積 | 300件~ | 食品・化粧品・医療 | 中~大規模 |
| イー・ロジット | 個別見積 | 個別見積 | 500件~ | スピード・品質 | 中~大規模 |
| スクロール360 | 個別見積 | 個別見積 | 1000件~ | 通販全般・BtoB | 大規模 |
| 関通 | 個別見積 | 個別見積 | 500件~ | 受注処理代行・冷凍 | 中~大規模 |
①【小ロット・格安】STOCKCREW:固定費0円でスタートに最適
会社概要:
- 運営会社: 株式会社STOCKCREW
- 倉庫拠点: 埼玉・神奈川など
- URL: https://stockcrew.jp/
サービスの特徴:
- 初期費用・月額固定費が一切かからない完全従量課金制
- Shopify、BASE、STORESなどの主要カートとAPI自動連携
- 管理画面がシンプルで、物流知識がなくても直感的に操作可能
- 独自のWMS開発により、低価格でのサービス提供を実現
料金プラン:
- 初期費用・月額固定費: 0円
- 保管料: 15円~/日(サイズによる日割り計算)
- 出荷料: 300円~(配送料込みの分かりやすい設定)
- ※契約期間の縛りもありません
おすすめな企業タイプ:
- 月間出荷数がまだ不安定な立ち上げ期のEC
- 固定費をかけずに発送代行を試してみたい個人・法人
- 複雑な設定なしですぐに利用開始したい事業者
②【大手・標準】オープンロジ:会員登録のみですぐ使える
会社概要:
- 運営会社: 株式会社オープンロジ
- 倉庫拠点: 全国70拠点以上のネットワーク
- URL: https://service.openlogi.com/
サービスの特徴:
- 見積もり不要、Web登録のみで即日利用可能なスピード感
- 固定費ゼロ・従量課金で使った分だけの支払い
- 独自ネットワークにより、繁忙期でも倉庫のキャパシティを柔軟に確保
- 海外配送(越境EC)にも標準対応しており、手続きが簡単
料金プラン:
- 月額基本料: 0円
- 出荷料・配送料: サイズ・重量ごとの従量課金(Webサイトで公開)
- 対応業務範囲: 入庫、保管、ピッキング、梱包、国内・海外出荷
おすすめな企業タイプ:
- スピード重視ですぐにアウトソーシングしたい事業者
- 将来的に海外販売も視野に入れているブランド
- 季節波動が激しく、倉庫スペースを柔軟に変えたい企業
③【コスパ・伴走型】ウルロジ:物流コスト削減と丁寧なサポート
会社概要:
- 運営会社: ディーエムソリューションズ株式会社
- 倉庫拠点: 東京・埼玉など首都圏
- URL: https://ul-logi.jp/
サービスの特徴:
- 資材費・作業費・配送料がコミコミのパッケージ料金で分かりやすい
- ECノウハウを持った専任担当者がつき、物流以外の悩みも相談可能
- WMS(倉庫管理システム)を導入し、Shopifyや楽天と自動連携
- チラシ同梱やギフトラッピングなどの流通加工にも柔軟に対応
料金プラン:
- 詳しくは個別見積もり(現状の運賃診断によりコスト削減を提案)
- 特徴: ボリュームディスカウントが効きやすく、出荷数が増えるほどお得に
おすすめな企業タイプ:
- 現在の物流コスト(特に配送料)を見直したい事業者
- 「ただ送るだけ」ではなく、親身なサポートを求める企業
- リピート施策(同梱物など)に力を入れたいショップ
④【食品・専門】富士ロジテック:温度管理・賞味期限管理のプロ
会社概要:
- 運営会社: 株式会社富士ロジテックホールディングス
- 倉庫拠点: 全国(冷蔵・冷凍・定温倉庫完備)
- URL: https://fujilogi.net/
サービスの特徴:
- 常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応し、厳密な温度管理が可能
- 賞味期限管理、ロット管理、製造日管理に対応(先入れ先出し徹底)
- 化粧品製造業許可・医薬部外品製造業許可を取得済みで、加工が可能
- 創業100年以上の歴史を持つ物流のプロフェッショナル
料金プラン:
- 個別見積(商品の特性、温度帯、保管要件により変動)
おすすめな企業タイプ:
- 食品、スイーツ、健康食品を扱うEC事業者
- 化粧品やサプリメントのセット組み・加工が必要なD2C
- 品質管理に厳しい基準を持つブランド
⑤【品質・スピード】イー・ロジット:通販物流のパイオニア
会社概要:
- 運営会社: 株式会社イー・ロジット(上場企業)
- 倉庫拠点: 全国(巨大物流センター保有)
- URL: https://www.e-logit.com/
サービスの特徴:
- 通販物流代行の老舗であり、圧倒的な現場力とミス率の低さが強み
- 「感動品質」を掲げ、丁寧な梱包や手書きメッセージ対応などが可能
- 自社開発のWMSにより、複数モールの一元管理と在庫同期が強力
- 巨大な自社倉庫を持つため、大規模なセール時の波動にも耐えうる
料金プラン:
- 個別見積(サービスレベルの高さに見合った適正価格)
- Amazon FBAと同等以上のスピード配送が可能
おすすめな企業タイプ:
- ブランドイメージを大切にし、梱包品質を重視する企業
- 「あす楽」などの即日配送に対応したい事業者
- Amazon、楽天、自社サイトなど多店舗展開を拡大する企業
⑥【大規模・総合】スクロール360:EC全般をフルサポート
会社概要:
- 運営会社: 株式会社スクロール360
- 倉庫拠点: 全国(関東・東海・関西・北海道)
- URL: https://www.scroll360.jp/
サービスの特徴:
- 通販大手「スクロール(旧ムトウ)」の物流子会社としての豊富な実績
- 物流だけでなく、受注代行、カスタマーサポート、ECサイト制作まで一気通貫で支援
- BtoB(卸)とBtoC(通販)の在庫を一元管理・統合出荷が可能
- 化粧品・健食・アパレルなど、商材ごとの専用ソリューションが充実
料金プラン:
- 個別見積(トータルソリューションとしての提案がメイン)
おすすめな企業タイプ:
- 物流だけでなく、CSやバックオフィス業務も丸投げしたい企業
- 年商数億円規模へ成長し、強固な物流基盤を構築したい事業者
- 実店舗や卸への出荷も統合したいオムニチャネル企業
⑦【高機能・関西】関通(Kantsu):WMS開発企業の物流力
会社概要:
- 運営会社: 株式会社関通(上場企業)
- 倉庫拠点: 大阪・兵庫・東京・埼玉
- URL: https://www.kantsu.com/
サービスの特徴:
- 自社開発のWMS「クラウドトーマス」を活用した、極めて精度の高い在庫管理
- 楽天スーパーロジスティクスの認定倉庫パートナーとしての信頼性
- 年間出荷個数1,000万個以上の実績
- 冷凍・冷蔵物流にも強く、食品ECの実績も多数
料金プラン:
- 個別見積(要件定義を行い、最適なオペレーションを提案)
おすすめな企業タイプ:
- 関西圏に物流拠点を持ちたい、または東西2拠点を検討中の企業
- 誤出荷「0」を目指す、品質最優先の事業者
- 独自の在庫管理ルールやセット組みなど、柔軟な対応を求める企業
【比較まとめ表】企業規模・商材別おすすめマトリックス
| 企業タイプ | おすすめサービス | 理由 |
|---|---|---|
| 初心者・小規模 | STOCKCREW | 固定費0円・初期費用0円でリスクなく開始できる |
| 中規模・成長期 | ウルロジ | コスト削減提案と伴走サポートが手厚い |
| 即日導入・標準 | オープンロジ | システム連携が強く、すぐに自動化が可能 |
| 食品・化粧品 | 富士ロジテック | 温度管理・製造加工許可を持つ専門倉庫 |
| 品質・スピード | イー・ロジット | 配送スピードと梱包品質で顧客満足度を向上 |
| 大規模・総合 | スクロール360 | CS代行まで含めたトータルアウトソーシング |
| システム重視 | 関通 | WMS開発企業ならではの在庫管理精度 |
EC発送代行の導入手順と注意点
EC発送代行の導入は、適切な手順を踏むことでスムーズに進められます。ここでは、導入の具体的なステップと、よくある失敗事例から学ぶ注意点を解説します。
導入の流れ(5ステップ)
ステップ1:要件整理(1-2週間)
- 月間出荷数、保管商品数・サイズの洗い出し
- 現状の発送コスト計算(人件費・送料・資材費・スペース賃料)
- 外注したい業務範囲の明確化(検品は自社?梱包まで委託?)
ステップ2:業者選定・相見積もり(2-3週間)
- 3-5社に見積もり依頼
- 倉庫見学(清潔度・セキュリティ・作業環境確認)
- 担当者との面談(レスポンス速度・専門知識チェック)
ステップ3:契約・システム連携設定(2-4週間)
- 契約書の内容確認(最低契約期間、解約条件、損害賠償規定)
- ECカートとのAPI/CSV連携テスト
- 在庫データの移行
ステップ4:商品移送・初期在庫登録(1-2週間)
- 代行倉庫への商品発送
- 入庫検品・バーコード登録
- 在庫数の照合確認
ステップ5:運用開始・モニタリング(継続)
- 試験運用(少量発送でテスト)
- 出荷精度・配送スピードの確認
- 定期的な改善ミーティング
全体期間:通常1.5-3ヶ月(繁忙期前は早めに着手しましょう)
導入時の注意点・よくある失敗
失敗事例1:料金体系の理解不足でコスト超過
- 「出荷料が安い」だけで判断→保管料・入庫料が高く総額が増加
- 対策:総コストシミュレーション(3ヶ月・6ヶ月分)を必ず実施する
失敗事例2:システム連携の不備で二重管理発生
- 在庫数の不一致で欠品・過剰在庫が頻発
- 対策:導入前にAPI連携テスト必須、手動運用の回避
失敗事例3:繁忙期対応の確認不足
- セール時に出荷遅延発生→顧客クレーム多発
- 対策:契約時に繁忙期の出荷キャパシティ・対応体制を確認
失敗事例4:商品特性への理解不足
- 割れ物なのに緩衝材対応なし→破損クレーム
- 対策:梱包方法の事前すり合わせ、サンプル梱包確認
物流コンサルタントの助言によれば、「導入後1ヶ月は毎日の出荷状況を細かくチェックし、問題があれば即座に業者と改善協議することが重要」とのことです。初期段階での細かなすり合わせが、長期的な成功につながります。
まとめ:EC発送代行で本業に集中できる体制を構築
この記事では、EC発送代行の基礎知識から料金相場、おすすめサービス7選、導入手順まで詳しく解説しました。重要なポイントをまとめます。
- 料金相場:月間出荷数300件で約28.8万円(固定費+従量課金の組み合わせ)
- 選び方のポイント:商材との相性、最低出荷数、システム連携、倉庫立地、サポート体制の5点を確認
- 事業規模別の選択:小規模はロジレス、中規模はオープンロジ、食品は富士ロジテック等
- 導入期間:通常1.5-3ヶ月、繁忙期前の早めの着手が重要
- 失敗回避:総コストシミュレーション、システム連携テスト、繁忙期対応確認を徹底
EC発送代行を導入することで、発送業務の負担から解放され、商品開発・マーケティング・顧客対応など本業に集中できるようになります。自社の事業規模や商材に合ったサービスを選び、相見積もりで適正価格を見極めることが成功の鍵です。
まずは3-5社に問い合わせ、倉庫見学や担当者との面談を通じて、自社に最適なパートナーを見つけましょう。適切な発送代行業者との連携が、EC事業のさらなる成長につながります。
