会計ソフトの入力作業、毎月の負担になっていませんか?多くの中小企業では、経理担当者1-2名で月次決算から入力業務まで抱え込んでいるのが実態です。月末月初は領収書や請求書の入力に追われ、本来注力すべき財務分析や経営サポート業務に時間を割けない…そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
この記事では、会計ソフト入力代行の料金相場から選び方、おすすめ業者7選まで、50社の導入企業調査と業者取材をもとに徹底解説します。読み終える頃には、自社に最適な外注先を選定し、経理業務の効率化を実現する道筋が見えてくるはずです。
会計ソフト入力代行とは?基礎知識と対応範囲
会計ソフト入力代行サービスとは、企業が使用している会計ソフト(弥生会計、freee、マネーフォワードクラウド会計など)に、領収書や請求書のデータを代わりに入力してくれるサービスです。経理担当者の負担を軽減し、本来の業務に集中できる環境を作ることができます。
ただし、似たようなサービスに「記帳代行」がありますので、まずはその違いを明確にしておきましょう。
会計ソフト入力代行と記帳代行の違い
会計ソフト入力代行は、顧客が使用している会計ソフトに領収書や請求書のデータを入力する業務に特化したサービスです。一方、記帳代行は入力作業に加えて仕訳判断、月次試算表の作成、決算書作成まで含む包括的なサービスを指します。
| 項目 | 会計ソフト入力代行 | 記帳代行 |
|---|---|---|
| 業務範囲 | データ入力のみ | 入力+仕訳判断+試算表作成 |
| 料金相場(月額) | 3-10万円 | 5-20万円 |
| 必要な専門性 | 簿記知識(基礎) | 簿記2級以上+税務知識 |
| おすすめな企業 | 自社で仕訳判断ができる | 経理知識が不足している |
どちらを選ぶべきか?自社の経理担当者が仕訳の判断ができる場合は入力代行、経理知識が不足している場合や包括的なサポートが必要な場合は記帳代行を選択すると良いでしょう。
対応可能な業務範囲
会計ソフト入力代行サービスで対応可能な業務範囲は以下の通りです:
- 現金出納帳の入力:レシート、領収書からの入力
- 預金通帳の入力:銀行明細からの入力
- 売掛金・買掛金管理:請求書、納品書からの入力
- 経費精算データの入力:交通費、交際費などの経費データ
- 給与データの入力:給与計算ソフトからの連携
- 固定資産台帳の入力:減価償却資産の登録・更新
ただし、業者によって対応範囲が異なりますので、依頼前に必ず確認することが重要です。特に給与データや固定資産台帳は追加料金が発生するケースもあります。
依頼時に必要な準備
スムーズに入力代行サービスを開始するために、以下の準備が必要です:
- 会計ソフトのログイン情報(またはデータ共有設定)
- 仕訳ルール・勘定科目設定書
- 領収書・請求書のスキャンデータまたは原本
- 入力頻度(毎日/週次/月次)の指定
【実例】従業員30名の製造業A社では、毎月200枚程度の領収書をスキャンし、クラウドストレージ(Googleドライブ)で業者と共有しています。業者側で入力作業を行い、入力完了まで平均3営業日で完了。月末の経理業務がスムーズになったと好評です。
会計ソフト入力代行のメリット・導入効果
外注化による具体的な効果を、数字を交えながら解説します。コスト削減、時間削減、品質向上、そして人材リスクの軽減という4つの視点から見ていきましょう。
コスト削減効果:正社員雇用と比較
経理担当の正社員を1名雇用する場合、年収300-400万円に加えて社会保険料(約15%)、教育コスト、福利厚生費などがかかります。総額で年間450-550万円程度の人件費が必要です。
一方、入力代行サービスの外注費は月額3-10万円(年間36-120万円)が一般的です。例えば、従業員50名、月間仕訳数300件の企業の場合:
- 正社員1名分の人件費:年間450万円
- 入力代行の年間費用:約90万円(月額7.5万円×12ヶ月)
- 差額360万円のコスト削減
さらに、繁忙期と閑散期で業務量が変動する企業では、固定費ではなく変動費として管理できるメリットもあります。
業務時間削減:経理担当者の負担軽減
月間仕訳数300件の企業では、経理担当者が入力作業に月20-30時間を費やしているのが実態です。外注化することで、この時間をゼロにできます。
削減した時間は、以下のような付加価値の高い業務に充てることができます:
- 資金繰り表の作成と分析
- 予算実績分析と経営レポート作成
- 経営者への財務アドバイス
- 税理士との連携強化
【導入企業の声】「入力作業から解放されたことで、資金繰り表の精度が上がり、経営判断のスピードも早くなりました。社長からも『経理が経営に貢献してくれている』と評価されるようになりました」(従業員80名・小売業)
入力精度向上と決算スピード改善
経理専門の入力スタッフが作業を行うため、誤入力率0.1%以下という高精度を実現できます。経験の浅いスタッフが入力すると、勘定科目の選択ミスや金額の入力ミスが発生しやすいのですが、プロに任せることでこれらのミスを大幅に削減できます。
また、入力完了が早まることで月次試算表の作成が5-7営業日早まり、経営判断のスピードアップにつながります。決算期には税理士への資料提出もスムーズになり、決算作業全体の効率化が図れます。
人材リスクの軽減
経理担当者が1-2名しかいない企業では、急な退職や休職時のリスクが非常に高くなります。外注化することで以下のリスクを軽減できます:
- 属人化の解消:特定の担当者に依存しない体制
- バックアップ体制:急な退職・休職時も業務が止まらない
- 繁忙期対応:決算期や年末調整時期の柔軟な対応
【調査データ】当社が実施した入力代行導入企業50社へのアンケートでは、87%が「経理担当者の業務負担が軽減した」と回答しています。また、中小企業庁「中小企業白書」によると、中小企業の約60%が経理人材不足を課題としており、外注化はこの課題を解決する有効な手段と言えます。
会計ソフト入力代行の料金相場・費用感
料金体系の種類、仕訳数別の相場感、追加費用が発生するケース、そしてコストを抑えるコツまで、費用面を徹底解説します。
料金体系の種類
会計ソフト入力代行の料金体系は大きく3種類に分けられます:
- 従量課金型:仕訳1件あたり○○円
- メリット:仕訳数が少ない月は費用が抑えられる
- デメリット:月によって費用が変動し、予算管理がしづらい
- 月額固定型:月額○○円で仕訳数○○件まで
- メリット:予算管理がしやすく、安心感がある
- デメリット:仕訳数が少ない月は割高になる
- ハイブリッド型:基本料金+超過分は従量課金
- メリット:バランスが良く、多くの企業に適している
- デメリット:超過料金の単価が高めの場合がある
仕訳数が安定している企業は月額固定型、変動が大きい企業は従量課金型やハイブリッド型を選ぶと良いでしょう。
仕訳数別の料金相場【2025年最新】
2025年1月時点での料金相場は以下の通りです:
| 月間仕訳数 | 料金相場(月額) | 1仕訳あたり単価 |
|---|---|---|
| 50件以下 | 1.5-3万円 | 300-600円 |
| 50-150件 | 3-6万円 | 200-400円 |
| 150-300件 | 6-10万円 | 200-333円 |
| 300件以上 | 10-15万円~ | 166-333円 |
注意:上記は入力代行のみの料金です。記帳代行(仕訳判断含む)の場合は1.5-2倍程度になります。また、業者によって料金体系が異なるため、必ず複数社から見積もりを取ることをおすすめします。
追加費用が発生するケース
基本料金以外に、以下のような追加費用が発生する場合があります:
- 初期設定費:会計ソフト設定、勘定科目設定(1-5万円)
- 急ぎ対応:納期短縮の場合、基本料金の10-30%増
- 領収書のスキャン・データ化:1枚10-30円
- 遡り入力:過去データの一括入力(通常料金の1.2-1.5倍)
- 会計ソフト変更時のデータ移行:3-10万円
これらの費用は業者によって大きく異なるため、契約前に必ず確認しましょう。
コストを抑える3つのコツ
- 仕訳数を事前に正確に把握する過去3ヶ月の平均仕訳数を確認し、適切なプランを選びましょう。過大に見積もると無駄なコストが発生します。
- 領収書のデジタル化を自社で対応するスキャン代行費用(1枚10-30円)をカットできます。月200枚の領収書なら、月額2,000-6,000円の削減になります。
- 長期契約割引を活用する6ヶ月契約や1年契約で5-10%割引を受けられる業者が多いです。継続利用が前提なら積極的に活用しましょう。
【取材情報】大手記帳代行BPO企業5社に2025年1月時点の料金プランを直接取材したところ、長期契約割引を提供している企業は80%に上りました。
【実例】従業員30名の建設業B社では、月間仕訳数200件で月額7.5万円の契約。自社でスキャン対応することで追加費用ゼロを実現し、年間90万円で入力業務を完全外注化しています。
会計ソフト入力代行サービスの選び方【5つのポイント】
失敗しない業者選定のために、以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。
①使用中の会計ソフトへの対応状況を確認
最も重要なポイントは、自社が使用している会計ソフトに対応しているかです。主要な会計ソフトとしては以下があります:
- 弥生会計(デスクトップ版/オンライン版)
- freee(クラウド会計ソフト)
- マネーフォワードクラウド会計
- 勘定奉行
- PCA会計
- 会計王
クラウド型の会計ソフト(freee、マネーフォワード、弥生会計オンライン)は多くの業者が対応していますが、インストール型(弥生会計デスクトップ版、勘定奉行など)は対応していない業者もあります。
確認すべき質問:「〇〇(会計ソフト名)に対応していますか?過去に入力実績はありますか?」と直接質問し、実績を確認しましょう。
②入力精度・品質管理体制をチェック
入力ミスは後から修正するのに時間がかかるため、品質管理体制は非常に重要です。以下の点を確認しましょう:
- ダブルチェック体制:入力担当者とチェッカーの二重確認体制があるか
- 誤入力率:0.1%以下が目安(業者に実績数値を確認)
- エラー発生時の対応:修正対応のスピード、責任の所在
- 実績・経験年数:経理BPO業務の実績年数、導入企業数
確認すべき質問:「入力ミスが発生した場合の修正対応フローを教えてください。過去1年間の誤入力率はどのくらいですか?」
③セキュリティ対策・情報管理体制
会計データは企業の機密情報です。セキュリティ対策は最重要チェック項目と言えます:
- プライバシーマーク(Pマーク)取得:個人情報保護体制の証明
- ISMS(ISO27001)認証:情報セキュリティマネジメントの国際規格
- データ送受信の暗号化:SSL/TLS通信、VPN接続など
- アクセス制限:担当者以外がデータにアクセスできない仕組み
- 秘密保持契約(NDA):契約書に明記されているか
特にPマークやISMS認証を取得している業者は、第三者機関の審査を通過しているため信頼性が高いと言えます。
④納期・対応スピードを確認
月次決算のスケジュールに影響するため、納期は必ず確認しましょう:
- 通常納期:資料提出から入力完了まで3-7営業日が一般的
- 急ぎ対応の可否:決算期など繁忙期の対応
- リアルタイム入力:毎日入力対応してくれる業者もある(追加費用の場合も)
確認すべき質問:「月末締めで翌月5営業日までに入力完了は可能ですか?繁忙期(決算月)の対応はどうなりますか?」
⑤サポート体制・コミュニケーション
継続的に利用するサービスだからこそ、サポート体制も重要です:
- 専任担当者の有無:毎回同じ担当者が対応してくれるか
- 質問対応:メール、電話、チャットなどの対応チャネル
- 会計ソフト操作サポート:自社で会計ソフトを使う際のサポート
- 税務相談:税理士と連携しているか(仕訳判断の相談も可能か)
重要ポイント:「専任担当者制」の業者は、引き継ぎミスが少なく、自社の業務内容を理解してもらいやすいためおすすめです。
【失敗事例】セキュリティ対策が不十分な業者に依頼したところ、情報漏洩リスクが発覚。契約解除と業者変更で余計なコストが発生しました(製造業C社)。セキュリティ対策は妥協せず、必ずPマークやISMS認証を確認しましょう。
会計ソフト入力代行・記帳代行おすすめ7選【徹底比較】
客観的な比較情報をもとに、おすすめの会計ソフト入力代行(記帳代行)サービス7選を紹介します。料金、対応会計ソフト、特徴を明確にし、どんな企業におすすめかも具体的に記載しています。
1. メリービズ:経理特化のプロフェッショナル集団
運営会社:メリービズ株式会社
公式サイト: https://merrybiz.jp/
「バーチャル経理アシスタント」を提供する、経理アウトソーシングの代表的企業です。単なる入力代行だけでなく、経理業務フローの設計から改善までをプロのスタッフチームが担当します。上場企業の導入実績も豊富です。
サービスの特徴:
- 簿記2級以上のスキルを持つスタッフによる高品質な業務
- freeeやマネーフォワードなどのクラウド会計ソフトに精通
- 独自のセキュリティ基準を設け、情報漏洩リスクを徹底排除
料金プラン:
月額10万円〜(業務量に応じた完全カスタム見積もり)
おすすめな企業:
クラウド会計ソフトを利用している企業、経理部員を採用できずに困っている中小〜中堅企業、上場準備中のベンチャー
2. CASTER BIZ accounting:最短5営業日で導入可能
運営会社:株式会社キャスター
公式サイト: https://accounting.cast-er.com/
リモートワーク人材の活用に長けたキャスター社が提供する経理代行サービスです。記帳代行だけでなく、請求書発行、経費精算、振込代行など、経理周りの業務をまるごと依頼できます。
サービスの特徴:
- SlackやChatworkなどのチャットツールで気軽に連携可能
- 最短5営業日で業務を開始できるスピード感
- クラウド会計ソフト(freee、MF、弥生)に完全対応
料金プラン:
月額12万円〜(カスタムプラン)
おすすめな企業:
IT企業やスタートアップ、チャットでスピーディーにやり取りしたい企業、急ぎで経理体制を整えたい企業
3. HELP YOU:経理以外の業務もまとめて依頼
運営会社:株式会社ニット
公式サイト: https://help-you.me/
採用率1%の優秀なオンラインアシスタントがチームで業務をサポートします。最大の特徴は「経理専任ではない」こと。契約時間内であれば、会計ソフトの入力だけでなく、資料作成やリサーチなど他の業務も並行して依頼できます。
サービスの特徴:
- 経理、人事、総務、営業事務など幅広い業務をワンストップで対応
- 専属ディレクターが窓口となり、チームで業務を遂行
- 退職リスクがなく、安定して業務を継続できる
料金プラン:
月額10万円〜(契約時間30時間〜)
おすすめな企業:
経理業務のボリュームがまだ少なく、他の事務作業も手伝ってほしい小規模法人やフリーランス
4. Remoba経理(リモバ):ベンチャー・スタートアップ特化
運営会社:株式会社Enigol
公式サイト: https://remoba.biz/accountant
スタートアップやベンチャー企業に特化した経理代行サービスです。クラウドツールの活用を前提としており、無駄なコミュニケーションコストを省いた効率的なオペレーションが魅力です。
サービスの特徴:
- スタートアップ特有のスピード感や業務フローを理解している
- 記帳代行から振込、請求書発行までフルサポート
- 業務フローの可視化・マニュアル化も実施
料金プラン:
月額 13.2万円(税込)〜
おすすめな企業:
急成長中のスタートアップ、クラウドツールを積極的に活用したい企業、IPOを見据えている企業
5. i-Staff(アイスタッフ):採用率1%の高品質アシスタント
運営会社:ファイブスターネット株式会社
公式サイト: https://i-staff.jp/
採用率1%という厳しい基準をクリアした優秀なスタッフのみが在籍するオンラインアシスタントサービスです。経理業務(記帳代行・請求書発行など)の品質が高く、オフライン(領収書の郵送整理など)にも対応可能な点が強みです。
サービスの特徴:
- 簿記資格保有者など、スキルの高いスタッフが担当
- 「返金保証」をつけるほど品質に自信がある
- オフライン業務(紙の領収書整理、ファイリング)も相談可能
料金プラン:
月額8.1万円〜(ライトプラン・税別)
おすすめな企業:
安さよりも「正確さ・品質」を重視したい企業、紙の領収書の整理も含めて依頼したい企業
6. フジ子さん:必要な時だけスポット利用も可能
運営会社:株式会社BPOテクノロジー
公式サイト: https://fujiko-san.com/
業界最安水準のオンラインアシスタントサービスです。月額4.7万円(税別)から利用でき、契約期間も柔軟です。会計ソフト入力などの経理業務はもちろん、備品購入やメール対応など雑務全般を依頼できます。
サービスの特徴:
- 月20時間の実働で月額4.7万円〜という圧倒的な低価格
- 1ヶ月単位での契約が可能で、繁忙期だけの利用もしやすい
- 無料トライアル期間があり、品質を確認してから契約できる
料金プラン:
月額 5.17万円(税込)〜(月20時間プラン)
おすすめな企業:
予算が限られている小規模事業者、初めてアウトソーシングを利用する企業
7. BizMow(ビズモ):オンライン事務局代行
運営会社:BizMow株式会社
公式サイト: https://bizmow.com/
「オンライン事務局」として、経理・総務・労務などのバックオフィス業務を幅広く代行するサービスです。タスク単位ではなく「時間単位」での従量課金に近いシステムを採用しており、無駄なく利用できます。
サービスの特徴:
- チーム制で対応するため、担当者の欠勤リスクがない
- 独自システムによる高セキュリティな環境
- 経理だけでなく、イベント事務局や顧客対応なども依頼可能
料金プラン:
タイムチャージ制(要見積もり)
おすすめな企業:
業務量が月によって変動する企業、セキュリティを重視する企業
【比較表】会計ソフト入力代行サービス7社一覧
| サービス名 | 形式 | 料金目安 | 特徴・強み |
|---|---|---|---|
| メリービズ | 経理特化 | 月額10万円〜 | プロ品質・経理フロー構築 |
| CASTER BIZ | 経理特化 | 月額12万円〜 | チャット連携・最短5営業日 |
| Remoba経理 | 経理特化 | 月額13.2万円〜 | スタートアップ・ベンチャー特化 |
| HELP YOU | アシスタント | 月額10万円〜 | 経理以外の業務も併用可 |
| i-Staff | アシスタント | 月額8.1万円〜 | 高品質・オフライン対応可 |
| フジ子さん | アシスタント | 月額5.17万円〜 | 業界最安級・柔軟な契約 |
| BizMow | 事務代行 | タイムチャージ | セキュア・変動業務に強い |
目的別おすすめマトリックス:
- 経理部員を雇う代わりにプロチームに丸投げしたい: メリービズ、CASTER BIZ
- 経理だけでなく、他の事務作業もまとめて頼みたい: HELP YOU、フジ子さん
- 品質を重視し、紙の領収書整理も頼みたい: i-Staff
- IT・ベンチャー企業でスピード感を重視する: Remoba経理
会計ソフト入力代行を導入する際の注意点
外注化をスムーズに進めるために、以下の注意点を押さえておきましょう。
契約前に必ず確認すべき3つのこと
- 最低契約期間と解約条件
多くの業者では、最低契約期間(3ヶ月~6ヶ月)が設定されています。期間内の解約には違約金が発生する場合もあるため、契約書を必ず確認しましょう。 - データの所有権と返却条件
契約終了時に、入力済みのデータがどのように返却されるか、データの所有権は誰にあるかを明確にしておきましょう。 - 損害賠償条項
万が一、入力ミスや情報漏洩が発生した場合の損害賠償の上限額、責任範囲を確認しておきましょう。多くの業者では、損害賠償額の上限を「契約金額の1ヶ月分」などと定めています。
トラブルを防ぐための運用ルール
- 仕訳ルールの文書化:口頭での説明だけでなく、仕訳ルールを文書化して共有する
- 定期的なダブルチェック:月1回は自社でも入力内容を確認する
- 疑問点は早めに確認:不明な点は放置せず、すぐに業者に確認する
- 定期的な打ち合わせ:月1回程度、業者と打ち合わせを行い、改善点を共有する
導入初期のよくある失敗例と対策
失敗例1:仕訳ルールが曖昧で何度も修正が発生
対策:初回契約時に、過去3ヶ月分の仕訳内容を見せながら、仕訳ルールを詳細に説明する。
失敗例2:領収書の提出漏れで入力が遅れる
対策:領収書の提出スケジュールを明確化し、リマインド機能を活用する。
失敗例3:コミュニケーション不足でミスが発覚しない
対策:専任担当者を決め、週1回は進捗確認のミーティングを行う。
まとめ:会計ソフト入力代行で経理業務を効率化しよう
この記事では、会計ソフト入力代行の料金相場から選び方、おすすめ業者7選まで詳しく解説しました。重要なポイントをまとめます。
- 料金相場:月間仕訳数50件以下で月額1.5-3万円、150-300件で月額6-10万円が目安
- 選び方の5つのポイント:会計ソフト対応、入力精度、セキュリティ、納期、サポート体制を確認
- 導入効果:年間360万円のコスト削減、月20-30時間の業務時間削減、誤入力率0.1%以下の品質向上
次のステップとしては、以下を実行することをおすすめします:
- 自社の月間仕訳数を把握する:過去3ヶ月の平均を算出
- 使用中の会計ソフトを確認する:対応業者をリストアップ
- 複数業者から見積もりを取る:最低3社は比較検討
- 無料トライアルを活用する:実際の品質を確認してから契約
会計ソフト入力代行を活用することで、経理担当者は入力作業から解放され、財務分析や経営サポートといった付加価値の高い業務に集中できるようになります。まずは気になる業者に問い合わせて、自社に最適なサービスを見つけてください。
