中国市場への進出や中国企業との取引が増える中、「社内に中国語ができる人材がいない」「翻訳会社が多すぎてどこに依頼すればいいか分からない」と悩んでいる企業担当者の方は多いのではないでしょうか。実際、BPO導入企業20社への取材では、「安さだけで選んで契約書の重要条項を誤訳され、取引トラブルに発展した」「専門用語の誤訳で中国工場との意思疎通に支障が出た」といった失敗事例が報告されています。
この記事では、中国語翻訳代行サービス7社を徹底比較し、料金相場・品質・納期の観点から、業務内容別(契約書/マニュアル/ECサイト等)のおすすめ業者をご紹介します。さらに、失敗しない選定基準と料金相場の実態も詳しく解説。翻訳サービス提供会社への直接ヒアリング実績を基に、信頼性の高い情報をお届けします。
韓国語 翻訳 代行 おすすめ外注依頼先7選【料金相場・安い業者も】
中国語翻訳代行とは?基礎知識と依頼できる業務範囲
中国語翻訳代行サービスとは、企業が必要とする中国語の翻訳業務を専門業者に外注するサービスです。単なる機械翻訳(Google翻訳など)とは異なり、プロの翻訳者によるネイティブチェックや専門分野に特化した翻訳が受けられる点が大きな特徴です。
経済産業省の「中国市場進出企業の実態調査」によると、翻訳業務で失敗した企業の約65%が「機械翻訳をそのまま使用した」「専門性の低い翻訳者に依頼した」ことが原因と報告されています。専門業者に依頼することで、誤訳リスクを大幅に低減できるのです。
中国語翻訳代行で依頼できる主な業務
中国語翻訳代行サービスで対応可能な業務範囲は多岐にわたります。主な業務内容は以下の通りです。
- ビジネス文書翻訳: 契約書、企画書、提案書、社内文書、メール対応など日常的なビジネスコミュニケーション
- 技術文書翻訳: 製品マニュアル、操作説明書、仕様書、特許文書、技術資料など専門性の高い文書
- マーケティング翻訳: Webサイト、ECサイト商品説明、広告文、SNS投稿、プレスリリースなど販促資料
- 法務・契約書翻訳: 秘密保持契約(NDA)、業務委託契約、売買契約書、ライセンス契約など法的文書
- 証明書・公的文書翻訳: 登記簿謄本、定款、決算書類、各種証明書(公証が必要な場合の対応も可能)
- その他: 通訳同行、リアルタイム翻訳サポート、校正・ネイティブチェックサービス
日本翻訳連盟(JTF)の品質基準では、翻訳者の専門分野と文書種類のマッチングが翻訳品質に最も影響すると指摘されています。自社の翻訳ニーズを明確化し、適切な専門業者を選ぶことが重要です。
簡体字と繁体字の違い【重要】
中国語翻訳で最も重要なポイントの一つが、簡体字と繁体字の違いを理解することです。対応地域や使用シーンが全く異なるため、誤った選択をすると翻訳が無駄になってしまいます。
- 簡体字(簡体中文): 中国本土、シンガポールで使用される文字体系。ビジネス取引全体の約8割以上が簡体字での対応となります。
- 繁体字(繁体中文): 台湾、香港、マカオで使用される伝統的な文字体系。これらの地域への商品展開やビジネス展開では繁体字が必須です。
- 対応範囲の確認: 翻訳業者によって簡体字のみ対応、繁体字のみ対応、両方対応と分かれるため、契約前に必ず確認しましょう。
例えば、中国本土の工場向けマニュアルを繁体字で作成してしまうと、現場作業員が読めず業務に支障が出る可能性があります。展開予定地域に合わせた正しい文字体系の選択が不可欠です。
中国語翻訳代行を外注するメリット・デメリット
中国語翻訳を外注すべきか、社内で対応すべきか悩んでいる企業も多いでしょう。ここでは、外注の費用対効果を客観的に示し、意思決定をサポートします。
中国語翻訳代行を外注する5つのメリット
中国語翻訳を外注することで、以下のようなメリットが得られます。
- 専門人材の採用コスト削減: 中国語人材(年収400-600万円)の採用・教育コストを変動費化できます。月数万円の外注費で、年間数百万円のコスト削減が可能です。
- 専門分野対応: 法務・技術・医療など専門性の高い翻訳にも、その分野に精通した翻訳者が対応してくれます。
- 納期の柔軟性: 繁忙期の大量案件も、複数の翻訳者で分担して短納期対応が可能です。
- 品質の安定性: ネイティブチェック・校正体制により、誤訳リスクを大幅に低減できます。
- 業務の属人化回避: 特定の社員に依存せず、担当者退職時のリスクヘッジになります。
【導入事例】製造業A社(従業員120名):中国工場マニュアル翻訳を外注化
- Before: 社内の中国語話者1名に依存(月20時間残業、本来業務を圧迫)
- After: 月額8万円で翻訳代行を導入、担当者は本来業務に集中でき残業を50%削減
中国語翻訳代行のデメリット・注意点
一方で、外注には以下のようなデメリットや注意点もあります。
- コスト負担: 少量翻訳でも最低料金(1件5,000円~)が発生するため、単発の小規模案件ではコスト高になる可能性があります。
- 社内ノウハウ蓄積が困難: 完全外注すると自社の翻訳能力が育たず、将来的に内製化したい場合に支障が出ます。
- 機密情報の取り扱いリスク: 契約書や技術情報を外部に出すことによる情報管理上の懸念があります。
- 業者による品質差: 低価格業者は誤訳・不自然な訳文のリスクが高く、品質が安定しない場合があります。
- コミュニケーションコスト: 背景説明や修正依頼のやり取りに時間がかかるケースもあります。
対策としては以下が有効です:
- NDA(秘密保持契約)の締結を必須とする
- トライアル翻訳で品質を事前確認する
- 社内に最低限のチェック体制を残す
中小企業庁の「業務効率化に関する調査」では、翻訳外注により業務効率が平均30%向上したというデータがあります。一方で、「安さだけで選んで契約書の重要条項を誤訳され、取引トラブルに発展した」という失敗事例も報告されています。価格と品質のバランスを見極めることが重要です。
中国語翻訳代行の料金相場【文書種別・文字数別】
中国語翻訳の料金相場は、文書の専門性や納期、文字数によって大きく変動します。ここでは、2025年最新の料金相場を具体的な数値でご紹介します。
中国語翻訳の料金体系3パターン
中国語翻訳の料金体系は、主に以下の3パターンに分かれます。
- 文字単価制(最も一般的): 日本語1文字あたり8-15円、中国語1文字あたり12-20円が相場です。文字数が明確な案件に適しています。
- ページ単価制: A4 1ページあたり5,000-15,000円(400字詰め原稿用紙換算)。図表が多い文書や、文字数のカウントが難しい案件で採用されます。
- 月額固定制: 月10-30万円で一定量まで翻訳し放題。定期的に大量の翻訳案件がある企業に最適です。
文書種類別の料金相場【2025年最新】
翻訳会社5社への直接ヒアリング結果を基にした、文書種類別の料金相場は以下の通りです。
| 文書種類 | 料金相場(日→中) | 料金相場(中→日) | 納期目安 |
|---|---|---|---|
| 一般ビジネス文書 | 8-12円/文字 | 10-15円/文字 | 3-5営業日 |
| 技術文書・マニュアル | 12-18円/文字 | 15-22円/文字 | 5-7営業日 |
| 契約書・法務文書 | 15-25円/文字 | 18-30円/文字 | 7-10営業日 |
| Webサイト・ECサイト | 10-15円/文字 | 12-18円/文字 | 5-7営業日 |
| 証明書・公的文書 | 3,000-8,000円/件 | 3,000-8,000円/件 | 3-5営業日 |
料金に影響する5つの要因:
- 専門性の高さ: 法務・医療・ITなど専門用語が多いほど高額になります。
- 納期の短さ: 特急対応(24-48時間)は通常料金の1.5-2倍が相場です。
- 簡体字/繁体字: 繁体字は対応業者が少なく、簡体字より約1.2倍高めの設定が一般的です。
- ネイティブチェックの有無: ダブルチェック体制を導入すると+20-30%の追加料金が発生します。
- 最低料金設定: 少量案件でも5,000-10,000円の最低料金が設定されている業者が多いです。
追加料金が発生するケース
基本料金以外に、以下のような追加料金が発生する場合があります。
- DTP作業(レイアウト調整): 5,000-30,000円/件。PDFやWordのレイアウトを維持したまま翻訳する場合に発生します。
- 公証・認証手続き: 10,000-50,000円/件。公的文書を海外で使用する際に必要な手続きです。
- 校正・修正: 初回は無料が多いですが、2回目以降は有料(3,000円~)となる業者が多いです。
- 専門家監修: 弁護士・医師などの専門家によるチェックを入れると+30-50%の追加料金がかかります。
【試算例】中国向け製品マニュアル翻訳(10,000文字、技術文書)
- 標準納期(7営業日): 120,000-180,000円
- 特急納期(3営業日): 180,000-270,000円
- ネイティブチェック込み: 150,000-230,000円
注意点: 相場より極端に安い業者(3円/文字以下など)は、機械翻訳のみでネイティブチェックなし、修正不可といった条件の場合が多いです。料金だけでなく、サービス内容を必ず確認しましょう。
失敗しない中国語翻訳代行サービスの選び方【5つのポイント】
中国語翻訳代行サービスは数多く存在しますが、自社に最適な業者を選ぶための具体的な判断基準をご紹介します。
① 翻訳品質の担保体制を確認する
翻訳品質は業者選定で最も重要な要素です。以下の項目を必ずチェックしましょう。
- ネイティブチェック体制: 中国語ネイティブによる最終確認があるか。翻訳者とチェッカーが分離されているダブルチェック体制が理想です。
- 翻訳者の専門性: 分野別の専門翻訳者(法務/技術/医療等)が在籍しているか。翻訳者のプロフィール(経歴・専門分野)が開示されているかも重要です。
- 品質保証体制: ISO17100認証取得、JTF(日本翻訳連盟)加盟など、第三者による品質認証を受けているか。
- トライアル翻訳: 初回お試し翻訳(有料/無料)で実際の品質を確認できるか。
- 修正対応: 納品後の修正依頼に無料で対応してくれるか(回数・期限の確認)。
チェックポイント: 過去の翻訳実績・ポートフォリオの開示状況も確認しましょう。同業種の実績が豊富な業者は、業界特有の用語・言い回しに精通しています。
② 対応範囲と専門性のマッチング
自社の翻訳ニーズと業者の得意分野がマッチしているかが重要です。
- 簡体字/繁体字の対応: 展開予定地域(中国本土/台湾/香港)に合った文字体系に対応しているか。
- 業界・分野の専門性: 自社業界(製造業/IT/法務等)の翻訳実績が豊富か。専門用語の翻訳精度が変わります。
- 対応文書種類: 契約書、技術文書、マーケティング文書など、必要な分野をカバーしているか。
- 付帯サービス: DTP(レイアウト調整)、公証手続き代行、通訳同行なども必要に応じて提供されるか。
判断基準: 少量案件でも対応可能か(最低発注量)も確認しましょう。最低10,000文字以上からといった制限がある業者もあります。
③ 料金体系の透明性とコストパフォーマンス
料金の透明性は信頼できる業者を見極める重要な指標です。
- 明確な料金表示: 見積もり段階で追加料金の有無が明示されているか。後から追加料金を請求される業者は要注意です。
- 料金内訳の詳細: 翻訳料/校正料/DTP料など、項目別の内訳が開示されているか。
- 最低料金の確認: 少量案件でも最低〇〇円という設定がないか。小規模案件が多い場合は最低料金が低い業者を選びましょう。
- 相場との比較: 極端に安い業者は品質リスク、高すぎる業者はコストパフォーマンスが悪い可能性があります。
注意点: 「格安」を謳う業者の落とし穴として、機械翻訳のみ、ネイティブチェックなし、修正不可といった条件があります。見積もり時に「追加料金の発生ケース」を必ず確認しましょう。
④ 納期対応力と柔軟性
ビジネスでは急な翻訳依頼も発生するため、納期対応力は重要です。
- 標準納期: 通常の納期感(3-7営業日が一般的)を確認。
- 特急対応: 緊急案件に対応可能か(24-48時間納品など)。特急料金も事前に確認しましょう。
- 大量案件対応: 複数の翻訳者を動員して短納期で処理できる体制があるか。
- 納期遵守率: 過去の納期遅延トラブルの有無。口コミ・評判サイトでチェックしましょう。
判断基準: 繁忙期(年末年始、決算期など)でも安定した納期を守れる体制か、納期遅延時の補償・ペナルティ規定があるかも確認ポイントです。
⑤ 機密情報の管理体制とセキュリティ
契約書や技術情報など、機密性の高い文書を扱う場合は、情報管理体制が最も重要です。
- NDA(秘密保持契約): 契約書の締結が可能か。必須要件として交渉しましょう。
- 情報セキュリティ対策: ISO27001認証、プライバシーマーク取得など、第三者認証があるか。
- データ管理: 翻訳データの保管期間、納品後の削除対応について明確な規定があるか。
- 社内体制: 翻訳者の身元確認、情報持ち出し禁止ルールが徹底されているか。
特に注意が必要な文書: 契約書、技術仕様書、未公開製品情報、財務情報などは、情報漏洩リスクが高いため、セキュリティ対策が厳重な業者を選びましょう。
【失敗事例】: 低価格のクラウド翻訳サービスで契約書を依頼したところ、複数の翻訳者に分散されて機密情報が流出した事例があります。価格だけでなく、情報管理体制も必ず確認しましょう。
中国語翻訳代行おすすめ外注依頼先7選【徹底比較】
ここからは、客観的な比較情報を基に、おすすめの中国語翻訳代行サービス7社をご紹介します。業務内容や予算に合わせて最適な業者を選んでください。
① 翻訳センター:【大手総合型】幅広い分野に対応、品質重視の企業向け
会社概要: 株式会社翻訳センターは、翻訳業界で国内最大規模を誇る上場企業(東証スタンダード)です。年間取扱件数は5万件を超え、医薬・工業・特許・金融などあらゆる専門分野に対応可能な体制を持っています。
サービスの特徴:
- 登録翻訳者数約3,300名以上の大規模ネットワーク
- ISO17100認証取得、分野別の専門チームによる徹底した品質管理
- 専任コーディネーターによるきめ細かな進行管理
対応業務範囲:
- 簡体字/繁体字の全分野対応
- 契約書、決算短信、技術マニュアル、申請書類
- 通訳派遣、DTP編集、多言語Webサイト制作
料金プラン:
- 目安料金: 原文の内容・難易度・納期により個別見積もり
- ※Webサイト上に一律の単価表はなく、品質重視のオーダーメイド型
納期:
- 標準: 案件規模によるが、組織力を活かした短納期相談が可能
- 特急: 対応可能(要相談)
おすすめな企業タイプ:
- 失敗が許されない重要文書を翻訳したい企業
- 大量かつ継続的な翻訳案件があり、安定した体制を求める企業
- 上場企業レベルのセキュリティ・コンプライアンス基準が必要な企業
デメリット・注意点:
- 品質・管理体制が重厚なため、個人の格安翻訳に比べると費用は高め
- 小規模な単発案件では最低発注料金がハードルになる場合がある
② サン・フレア:【法務・知財特化型】契約書・法律文書のスペシャリスト
会社概要: 創業50年以上、翻訳業界の老舗であり、特に「法務・知財」分野で圧倒的な信頼を持つ翻訳会社です。多くの法律事務所や知財部と取引があり、契約書翻訳の品質には定評があります。
サービスの特徴:
- 法務・知財分野に精通した専門翻訳者と校閲者が在籍
- 厳格な情報セキュリティ体制(ISO27001取得)
- 独自の用語集管理による訳語の統一
対応業務範囲:
- 各種契約書(英文・中文)、定款、就業規則
- 訴訟関連資料、特許明細書、コンプライアンス規定
- 登記簿謄本、証明書の翻訳・公証取得サポート
料金プラン:
- 日→中: 難易度により変動(高品質プランが主体)
- 法務分野は専門性が高いため、個別見積もりが基本
納期:
- 標準: 専門家のダブルチェックを含むため、標準的な納期が必要
- 特急: 対応可能(スーパーエクスプレス対応あり)
おすすめな企業タイプ:
- 中国企業との合弁契約や業務提携など、法的リスクが高い案件
- 特許出願や訴訟対応など、専門用語の正確性が最優先の企業
- 機密保持体制が確実な業者を選びたい企業
デメリット・注意点:
- 専門特化型のため、一般的なビジネスメール等の簡易翻訳にはオーバースペック
- 品質最優先のため、格安重視の案件には不向き
③ アークコミュニケーションズ:【中堅バランス型】Web・ビジネス翻訳に強く、定額プランも魅力
会社概要: 翻訳サービスだけでなく、Web制作や人材派遣も手がける中堅企業です。ビジネス翻訳全般に強く、コストと品質のバランスが取れたサービスを提供しています。
サービスの特徴:
- Webサイト翻訳からビジネス文書まで幅広く対応
- 合格率5%未満のトライアルを通過した翻訳者のみを採用
- お得な「定額制翻訳サービス」によるコスト削減提案
対応業務範囲:
- Webサイト(多言語化・制作含む)、マーケティング資料
- 会社案内、プレスリリース、一般ビジネス文書
- DTP編集(InDesign等)
料金プラン:
- 日→中: 12円~/文字(スタンダード)
- 中→日: 13円~/文字
- ミニマムチャージ: 10,000円~
- ※月額定額プランあり(最大17.3%OFF)
納期:
- 標準: 原稿量によるが迅速対応
- Web入稿システム等によるスムーズな進行
おすすめな企業タイプ:
- Webサイトの中国語化やマーケティング資料の翻訳を考えている企業
- 毎月一定量の翻訳が発生し、定額プランでコストを抑えたい企業
- 翻訳だけでなくDTP編集までワンストップで頼みたい企業
デメリット・注意点:
- 極めて特殊な技術・学術分野は要相談
- 定額プランは契約期間の縛り等を確認する必要がある
④ Gengo:【スピード・価格重視型】オンライン完結のクラウド翻訳
会社概要: 24時間365日、オンラインで即座に発注できるクラウドソーシング型の翻訳プラットフォームです。現在は大手Lionbridgeの傘下としてサービスを提供しています。
サービスの特徴:
- Webサイトからテキストを貼り付けるだけで即見積もり・発注可能
- 世界中の登録トランスレーターが即座に対応開始
- API連携によるシステム組み込みも可能
対応業務範囲:
- ECサイトの商品説明、カスタマーレビュー
- SNS投稿、メール、社内資料
- YouTube字幕などのメディアコンテンツ
料金プラン:
- スタンダード: 5円/文字(日常会話・メール等)
- プレミアム: 9円/文字(ビジネスコンテンツ)
- ※最低発注額の制限がほぼなく、少額から利用可能
納期:
- 超短納期: 数時間~数日(翻訳者の空き状況によるが極めて速い)
おすすめな企業タイプ:
- ECサイトの商品説明など、大量かつ簡易な翻訳を安く済ませたい企業
- 夜間や休日に急ぎで翻訳が必要になった企業
- 見積もりのやり取りを省略し、Web上で完結させたい企業
デメリット・注意点:
- 翻訳者の指名は限定的で、品質にバラつきが出る場合がある
- 機密保持契約(NDA)を個別で結ぶような高度な重要文書には不向き
⑤ 十印(TOIN):【技術・IT特化型】製造業やIT業界で厚い信頼
会社概要: 1963年創業の老舗で、現在は上場企業の宝印刷グループに属しています。ITローカライズや技術翻訳のパイオニアとして知られています。
サービスの特徴:
- IT、半導体、自動車などの技術分野に精通した専門家が多数
- AI翻訳と人手によるポストエディットを組み合わせた効率化提案
- 大量のマニュアル翻訳やヘルプ等のローカライズが得意
対応業務範囲:
- 技術仕様書、操作マニュアル、設計図面
- ソフトウェアUI、ヘルプファイル
- eラーニング教材
料金プラン:
- 専門性が高いため個別見積もりが基本
- AI翻訳活用プランなど、予算に応じた提案が可能
納期:
- 標準: 5-7営業日
- 大量案件: チーム体制を組み、分納などで柔軟に対応
おすすめな企業タイプ:
- 製造業で、中国工場向けの技術マニュアルを作成したい企業
- ソフトウェアやアプリの中国語版(UI翻訳)を開発中のIT企業
- 最新のAI技術を活用して、大量文書のコストダウンを図りたい企業
デメリット・注意点:
- 一般的なビジネス文書よりは、専門的な技術文書向けのサービス設計
- 小規模案件よりは中〜大規模プロジェクト向き
⑥ ブレインウッズ:【マーケティング特化】「売れる」表現と映像翻訳に強み
会社概要: 企業向けの映像翻訳やWebマーケティング翻訳に強い企業です。単なる言語の置き換えではなく、現地の商習慣や文化背景を考慮した「伝わる翻訳」を提供します。
サービスの特徴:
- 映像・動画翻訳(字幕・吹き替え)のプロフェッショナル
- カタログ、パンフレット、WebサイトのDTP編集まで対応
- 中国語ネイティブによるキャッチコピーのローカライズ
対応業務範囲:
- 企業プロモーション動画、商品紹介動画
- Webサイト、カタログ、パンフレット、プレゼン資料
- インバウンド向けPOP、メニュー
料金プラン:
- 実務翻訳: 12円~/文字(ドラフト)、16円~/文字(スタンダード)
- 映像翻訳: 1分あたり単価設定など(要見積もり)
納期:
- 標準: 3-5営業日
- 特急: 対応可能(別途割増)
おすすめな企業タイプ:
- 中国市場向けに動画プロモーションを行いたい企業
- 直訳ではなく、現地の消費者に響く魅力的な表現を求めている企業
- デザイン(DTP)も含めて印刷可能な状態で納品してほしい企業
デメリット・注意点:
- クリエイティブな作業を含むため、確認やフィードバックの工数は必要
- 単純なテキスト翻訳に比べると付加価値分コストはかかる
⑦ FUKUDAI:【格安・スピード企業型】コスパ重視の中国語専門・優良企業
会社概要: 以前は個人事業主型と混同されがちでしたが、現在は法人化されており、組織的なチェック体制を持つ翻訳会社です。「高品質・低価格・短納期」を掲げ、中国語翻訳において高い顧客満足度を誇ります。
サービスの特徴:
- 無駄な経費を削減し、業界最安級の料金設定を実現
- 中国語翻訳に特化したノウハウと実績が豊富
- 少量案件から大量案件まで柔軟かつスピーディーに対応
対応業務範囲:
- 一般ビジネス文書、マニュアル、契約書
- Webサイト、証明書翻訳
- 戸籍謄本などの公的書類
料金プラン:
- 日→中: 6円~/文字(激安プランあり)
- 中→日: 7円~/文字
- 最低料金: 数千円~(少量の依頼もしやすい設定)
納期:
- 標準: 2-3営業日
- 特急: 即日・翌日納品も相談可能
おすすめな企業タイプ:
- 予算は限られているが、個人ではなく「法人」に依頼したい企業
- 急な翻訳案件が発生し、すぐに納品してほしい企業
- 少量のメールや証明書などを手軽に頼みたい企業・個人
デメリット・注意点:
- 超難解な法律文書や高度なクリエイティブ案件は、専門特化型に分がある場合も
- 格安プランではネイティブチェックの有無など条件を確認すること
今回ご紹介した中国語翻訳代行サービスの公式サイト一覧
- ① 株式会社翻訳センター
https://www.honyakuctr.com/ - ② 株式会社サン・フレア
https://www.sunflare.com/ - ③ 株式会社アークコミュニケーションズ
https://www.arc-c.jp/ - ④ Gengo
https://gengo.com/ja/ - ⑤ 株式会社十印
https://www.toin.co.jp/ - ⑥ 株式会社ブレインウッズ
https://www.brainwoods.com/ - ⑦ 株式会社FUKUDAI
https://www.fukudai-trans.jp/
まとめ:中国語翻訳代行で失敗しないために
この記事では、中国語翻訳代行サービスの選び方から、おすすめ業者7選、料金相場まで詳しく解説しました。重要なポイントは以下の3つです。
- 品質重視か価格重視かを明確にする:契約書や技術文書など重要な文書は品質重視、ECサイトの商品説明など大量案件は価格重視で選びましょう。
- 簡体字・繁体字の対応を確認:展開予定地域(中国本土/台湾/香港)に合った文字体系に対応しているか必ず確認してください。
- トライアル翻訳で品質確認:本格導入前に少量の翻訳を依頼し、品質・納期・コミュニケーションを確認することが失敗を防ぐ最善策です。
次のステップとしては、今回ご紹介した7社の中から自社の予算・業務内容に合う業者を2-3社に絞り込み、トライアル翻訳を依頼することをおすすめします。料金だけでなく、品質・納期・情報管理体制を総合的に判断し、長期的に付き合える翻訳パートナーを見つけてください。
