「メルマガを配信したいが、企画・ライティング・配信まで社内リソースでは回らない」「配信しているが開封率が低く、成果につながらない」このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、メルマガ代行サービスの外注範囲(企画/制作/配信)と料金相場の全体像を分かりやすく解説します。さらに、自社に合った依頼先の選び方と、おすすめ7社の徹底比較情報を提供。実際の導入効果(開封率改善事例など)も紹介します。
この記事は、メルマガ代行を導入した30社へのヒアリング調査と、メールマーケティング専門会社への取材実績に基づいて作成しています。外注先選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
メルマガ代行(外注)とは?外注できる業務範囲
メルマガ代行とは、メールマガジンの企画からライティング、配信設定まで一括で外部委託できるサービスのことです。「どこまで外注できるか分からない」という不安を持つ方も多いですが、実は想像以上に幅広い業務を依頼できます。
外注できる業務範囲は主に5つ
メルマガ代行サービスで外注できる業務範囲は、大きく分けて以下の5つです。
- 企画・戦略設計:ターゲット設定、配信頻度の決定、KPI設計、コンテンツカレンダー作成など、メルマガ全体の戦略を立案します
- ライティング・制作:件名や本文のライティング、HTMLメール制作、画像・バナー作成など、読者を惹きつけるコンテンツ制作を担当
- 配信・運用:配信ツールの設定、セグメント配信(顧客属性別の配信)、ステップメール設定、ABテスト実施など、実際の配信業務
- 効果測定・分析:開封率、クリック率、コンバージョン分析、改善提案など、PDCAサイクルを回すためのデータ分析
- その他:リスト管理、オプトイン/オプトアウト対応、配信スケジュール管理など、運用に必要な細かな業務
一般社団法人日本ビジネスメール協会の「メールマーケティング実態調査」によると、中小企業の約42%がメルマガ業務の一部または全部を外注していると言われています。特にライティングと配信作業の外注が多い傾向です。
部分外注vsフルアウトソース
メルマガ代行には、大きく分けて「部分外注」と「フルアウトソース」の2つの依頼形態があります。
部分外注のケース
「ライティングのみ」「配信作業のみ」など、特定の業務だけを依頼する方法です。
- メリット:コストを抑えられる、自社にノウハウが残りやすい
- デメリット:社内リソースが必要、外注先との連携工数が発生
- おすすめケース:配信ツールの操作はできるが文章作成が苦手、企画は自社で立てられるがライティングリソースが足りない企業向け
フルアウトソースのケース
企画から配信、効果測定まですべてを一括委託する方法です。
- メリット:社内リソースをほぼ使わない、専門家による戦略的な運用が可能
- デメリット:コストが高め、社内にノウハウが蓄積しにくい
- おすすめケース:メルマガ担当者がいない、開封率が低く抜本的な改善が必要、成果重視で任せたい企業向け
判断基準は、自社のリソース状況(人員・時間)、予算、求める成果レベル(配信するだけでいいのか、成果を最大化したいのか)で決めると良いでしょう。
メルマガ代行を外注するメリット・デメリット
外注を検討する際には、効果だけでなくリスクも知っておくことが重要です。ここでは、メルマガ代行を導入した企業へのインタビュー結果を基に、メリットとデメリットを両論併記で解説します。
メルマガ代行を外注する5つのメリット
- 専門知識による成果向上メールマーケティングのプロが件名の書き方、配信時間、文章構成を最適化することで、開封率・クリック率が大幅に改善します。実際の事例では、開封率が平均15%から28%に向上したケースもあります。
- 社内リソースの削減企画会議、ライティング、配信作業、効果測定レポート作成など、メルマガ運用には多くの時間がかかります。外注することで月40時間の業務時間削減に成功した企業もあり、その時間を営業活動や商品開発に充てられます。
- 継続的な配信が可能に担当者の退職や繁忙期でも、外注先が継続的に配信を行うため、配信が途切れるリスクがなくなります。顧客とのタッチポイントを維持できることは、長期的な売上向上につながります。
- 最新トレンドの反映「件名に絵文字を入れると開封率が上がる」「配信は火曜日の午前10時が最適」など、メールマーケティングのトレンドは常に変化します。外注先はこうした最新ノウハウを常にアップデートしており、自社で情報収集する手間が省けます。
- 効果測定と改善サイクル開封率やクリック率のデータ分析から改善提案まで行うため、PDCAサイクルを回せる体制が構築できます。「配信して終わり」ではなく、継続的に成果を向上させられる点が大きなメリットです。
中小企業庁の「IT導入補助金」では、メルマガ代行サービスも対象となる場合があり、導入費用の一部を補助金でまかなえる可能性があります。
メルマガ代行外注のデメリット・注意点
- コストの発生外注には月額3万円~30万円程度の費用がかかります(規模や外注範囲により変動)。社内で運用する場合と比較して、金銭的な負担が増える点は避けられません。
- 社内ノウハウが蓄積しにくい完全外注の場合、「なぜこの件名が良いのか」「どのタイミングで配信すべきか」といったノウハウが社内に残らないという課題があります。将来的に内製化を考えている場合は、定期的にレポート共有やレクチャーを依頼すると良いでしょう。
- 依頼先との認識のずれブランドトーン(企業らしさ・語り口)やメッセージの方向性で、外注先と認識がずれるリスクがあります。初回打ち合わせでブランドガイドラインを共有し、定期的にフィードバックを行うことが重要です。
- 情報共有の手間新商品情報、キャンペーン情報、業界の最新動向など、外注先に伝えるべき情報が多いと、連携工数が意外とかかる場合があります。Slackやチャットワークなどで情報共有を効率化する工夫が必要です。
- 依存リスク外注先のサービス停止や担当者変更が突然起きた場合、配信がストップするリスクがあります。契約時に「担当者変更時の引き継ぎ方法」「サービス終了時の対応」を確認しておきましょう。
実際に導入した企業からは、「開封率が2倍に改善したが、最初の3ヶ月は認識合わせに時間がかかった」という声もあります。デメリットを理解した上で、対策を講じながら導入することが成功の鍵です。
メルマガ代行の料金相場・費用感【外注範囲別】
「メルマガ代行っていくらかかるの?」というのは、多くの方が気になるポイントです。ここでは、外注範囲別の料金相場を具体的な数字で解説します。
外注範囲別の料金相場一覧
以下の表は、メールマーケティング業界の一般的な料金相場をまとめたものです。
| 外注範囲 | 料金相場(月額) | 含まれる内容 | おすすめケース |
|---|---|---|---|
| ライティングのみ | 3万円~10万円/月 | 本文ライティング(月4-8本) | 配信は自社で可能 |
| 制作+配信 | 5万円~15万円/月 | ライティング+HTML制作+配信設定 | リソース不足の中小企業 |
| 企画+制作+配信 | 10万円~30万円/月 | 戦略設計+制作+配信+効果測定 | 成果重視のフルアウトソース |
| スポット依頼 | 5万円~20万円/回 | キャンペーン単発メール制作 | 繁忙期のみ依頼 |
例えば、従業員50名の企業が「月4本の配信、企画込み」で依頼した場合、月額12万円程度が一般的な相場です。ただし、HTMLメールのデザインを凝りたい場合や、配信セグメントが複数ある場合は、追加料金が発生することがあります。
料金体系の種類と選び方
メルマガ代行サービスの料金体系は、主に以下の4種類です。
- 月額固定型配信本数が決まっている場合に最適です。「月4本で10万円」など、予算管理がしやすいメリットがあります。ただし、配信しない月でも固定料金が発生する点に注意が必要です。
- 従量課金型配信本数が変動する場合に柔軟に対応できます。「1本あたり2万円」など。配信0本の月でも最低料金(例:月額5万円)が発生する場合があるため、事前確認が必要です。
- スポット型単発キャンペーンのみ依頼したい場合に便利です。「セール告知メール1本5万円」など。継続的な契約が不要なため、気軽に試せます。
- 成果報酬型コンバージョン(CV)発生時に報酬が発生する仕組みです。少ないですがサービスが存在します。「CV1件につき5,000円」など。成果が出なければ料金が安く抑えられるメリットがありますが、基本料金は別途かかる場合が多いです。
追加費用が発生する主なケース
基本料金に含まれない場合、以下のような追加費用が発生することがあります。
- HTMLメール制作(凝ったデザイン):+3万円~10万円/本
- 画像・バナー制作:+1万円~5万円/枚
- セグメント配信(複数パターン):基本料金の+20~30%
- 緊急配信対応:+1万円~3万円/回(通常の配信スケジュール外の依頼)
- 分析レポート詳細版:+2万円~5万円/月(通常レポートより詳しいデータ分析)
「格安」を謳うサービスでも、オプション料金で結局高額になるケースがあるため、見積もり時に「何が含まれるか」を詳細に確認することが重要です。
メルマガ代行サービスの選び方【5つの重要ポイント】
料金だけで選んで失敗した、という声は少なくありません。ここでは、後悔しないための選定基準を5つ紹介します。
①対応業務範囲は自社ニーズとマッチしているか
チェックポイント
- 「ライティングだけでいいのか、企画から必要か」を明確にする
- ステップメール、セグメント配信など高度な機能が必要かどうか
- HTMLメール制作の対応可否(デザイン性の高いメールが必要な場合)
失敗例:「配信だけ依頼したら、企画・ライティングは追加料金と言われた」というケース。事前に「何がどこまで含まれるか」を確認しましょう。
②料金体系が明確で予算に合っているか
チェックポイント
- 初期費用の有無(0円~30万円と幅がある)
- 月額料金に含まれる配信本数(4本?8本?)
- 追加料金が発生する条件(画像制作、緊急配信など)
- 最低契約期間(3ヶ月~1年など)
注意点:「格安月額3万円~」と書かれていても、実際には「初期費用10万円+オプション料金」で結局高額になる場合があります。総額での見積もりを依頼しましょう。
③業界・業種の実績があるか
メルマガの内容は、BtoB向けとBtoC向けで大きく異なります。
- BtoB向け:ホワイトペーパー配信、ウェビナー集客、リード育成などの実績があるか
- BtoC向け:ECサイトのセール告知、リピート促進、会員向け情報配信の実績があるか
- 業種特化:不動産、人材、医療など専門性の高い業界での実績があるか
確認方法:公式サイトの導入事例、ポートフォリオの開示状況をチェック。可能であれば、同じ業界の企業事例があるかを問い合わせ時に確認しましょう。
④効果測定・改善提案の体制があるか
チェックポイント
- 開封率、クリック率、CV数のレポート提供頻度(月次?週次?)
- ABテストの実施可否(件名、配信時間、CTAボタンなどのテスト)
- 改善提案の有無(「件名を変えたら開封率が15%向上した」など具体的な提案をしてくれるか)
重要性:配信して終わりではなく、PDCAを回せる依頼先を選ぶことが成果向上のカギです。レポートが単なる数字の羅列ではなく、「次に何をすべきか」が分かる内容かを確認しましょう。
⑤コミュニケーション体制とレスポンス速度
チェックポイント
- 担当者の専任制(担当が頻繁に変わらないか)
- 連絡手段(メール/チャット/電話のいずれが可能か)
- 緊急時の対応可否(「急なキャンペーン配信に対応してくれるか」)
失敗例:「連絡しても返信が3日後で、配信スケジュールが遅れた」というケース。問い合わせ時に「通常の返信時間は何時間以内か」を確認しておくと安心です。
メルマガ代行おすすめ外注依頼先7選
1. テクロ株式会社: BtoBメルマガ運用の新定番
- 運営会社: テクロ株式会社
- サービスページ: https://techro.co.jp/service/ma-sfa/
サービスの特徴
BtoBマーケティングに特化し、MA(マーケティングオートメーション)ツールの運用とメルマガ制作をセットで支援します。「リード(見込み客)はあるが、追客できていない」という企業に最適です。
- ホワイトペーパー制作と連携したメルマガ配信が得意
- Webマーケティング全体の戦略設計とセットで依頼できる
- MAツール(HubSpot等)の実装・運用代行も可能
対応業務範囲
戦略設計、企画、ライティング、配信代行、MAツール運用、効果測定。
料金プラン
- メルマガ作成費: 月額16万円〜(月4本作成の目安)
- 基本支援プラン: 月額40万円〜(戦略・MA運用など)
- ※単体ではなく、マーケティング支援全体として依頼するのが一般的
おすすめな企業タイプ
「名刺交換したリストが眠っている」BtoB企業。単なる作業代行ではなく、月額50万円以上の予算をかけてでも、本格的にリード獲得・商談化の仕組みを作りたい企業におすすめです。
2. 株式会社グリーゼ: 「読ませる」ライティング特化
- 運営会社: 株式会社グリーゼ
- サービスページ: https://gliese.co.jp/
サービスの特徴
制作会社の中でも「テキスト(文章)」の品質に定評があるライティング専門会社です。ただ情報を伝えるだけでなく、読者の心を動かし行動を促す「セールスライティング」を得意としています。
- 経験豊富なプロライターによる高品質な原稿作成
- 定期的なメルマガだけでなく、ステップメールのシナリオ設計も可能
- 「リライトのみ」「企画のみ」など細かい切り出し依頼ができる
対応業務範囲
企画、構成、ライティング、HTMLコーディング。(配信作業はオプションまたは自社)
料金プラン
- ライティング代行: 数万円〜/本(文字数・内容により変動)
- 企画・コンサルティング: 要見積もり
- 最低契約期間: スポット依頼も相談可能
おすすめな企業タイプ
「配信システムは自社にあるが、何を書けばいいか分からない」「担当者の文章力が不安」という企業。BtoB/BtoC問わず対応可能です。
3. 株式会社ライトアップ: 業界の老舗・実績重視
- 運営会社: 株式会社ライトアップ
- サービスページ: https://www.writeup.jp/
サービスの特徴
メルマガ黎明期からサービスを提供している老舗企業です。大手企業から中小企業まで数千社の支援実績があり、どんなジャンルでも対応できるノウハウの蓄積が強みです。
- 東証グロース上場の信頼感と安定した運用体制
- キャンペーンメール、定期ニュースレターなどあらゆる形式に対応
- HTMLメールの制作技術が高く、スマホ最適化も万全
対応業務範囲
企画、デザイン、ライティング、HTML制作、配信代行、レポート分析。
料金プラン
- HTMLメール制作: 5万円〜/本(目安)
- 運用代行パッケージ: 月額10万円〜(内容によりカスタマイズ)
- 初期費用: 案件により異なる
おすすめな企業タイプ
「初めての外注で失敗したくない」実績・安定性を重視する企業。また、大量の会員を抱えるECサイトや会員制サービスにも向いています。
4. 株式会社B.A.D.: HTMLメール制作のスペシャリスト
- 運営会社: 株式会社B.A.D. (Brand Activation and Delivery)
- サービスページ: https://goodmail.bad-corp.com/
サービスの特徴
国内でも数少ない「HTMLメール制作」に特化した専門会社です。テキストメールでは不可能な「視覚的な訴求」や「動的な表現」を得意とし、ブランドイメージを重視する企業の信頼を得ています。
- HTMLメール制作のパイオニアとして豊富な実績を持つ
- デザインだけでなく、開封率やクリック率を高めるマーケティング視点も提供
- 「制作のみ」「配信のみ」など柔軟な切り出しが可能
対応業務範囲
企画、デザイン、HTMLコーディング、配信代行、効果測定、コンサルティング。
料金プラン
- HTMLメール制作: 49,000円〜/本(デザイン・コーディング込)
- 簡易更新作業: 5,000円〜/本
- ※スポット(単発)依頼も可能
おすすめな企業タイプ
アパレル、コスメ、インテリアなど、「商品の魅力を画像やデザインで直感的に伝えたい」企業。または、自社で作ったHTMLメールが崩れて困っている企業。
5. 株式会社イノーバ: コンテンツマーケティング支援
- 運営会社: 株式会社イノーバ
- サービスページ: https://innova-jp.com/
サービスの特徴
BtoBマーケティングの戦略立案から伴走するコンサルティング型のサービスです。単なるメルマガ配信ではなく、「オウンドメディアの記事更新」と連動したリード育成(ナーチャリング)を得意としています。
- SEO記事制作とメルマガ配信を連動させたマーケティング支援
- MA(HubSpot等)を活用したスコアリング・セグメント配信
- 「商談数を増やす」ことにコミットした設計
対応業務範囲
戦略設計、コンテンツ制作、MA運用、効果測定、改善提案。
料金プラン
- 月額費用: 30万円〜(コンテンツ制作・運用支援含む)
- 初期費用: 要見積もり
- 最低契約期間: 6ヶ月〜12ヶ月
おすすめな企業タイプ
月額予算30万円以上を用意でき、メルマガ単体ではなくマーケティング全体を強化したいBtoB企業(従業員100名以上〜)。
6. ferret One (株式会社ベーシック): ツール+伴走支援
- 運営会社: 株式会社ベーシック
- サービスページ: https://ferret-one.com/
サービスの特徴
「代行(丸投げ)」ではなく、「自社で運用できるようにする(ツール+支援)」サービスです。誰でも簡単にメルマガが送れるCMSツールと、専任担当者によるノウハウ提供がセットになっています。
- 専門知識不要で直感的に使えるメール配信機能
- サイト作成・フォーム作成機能も一体化しており連携がスムーズ
- 「どんなメールを送ればいいか」のコンサルティングサポート付き
対応業務範囲
ツール提供、初期戦略設計、運用サポート。(実作業は自社で行う)
料金プラン
- 月額利用料: 10万円〜(CMS・メール・サポート一式含む)
- 初期費用: 10万円〜
- 最低契約期間: 12ヶ月(要確認)
おすすめな企業タイプ
「これからは社内でノウハウを蓄積したい」と考えているBtoB企業。Webサイトのリニューアルも同時に検討している場合に最もコスパが良くなります。
7. 株式会社メンバーズ: 大規模運用に強い専任チーム型
- 運営会社: 株式会社メンバーズ
- サービスページ: https://www.members.co.jp/
サービスの特徴
東証プライム上場、デジタルマーケティング運用のプロフェッショナル集団です。単発の代行ではなく、企業の専任チームを編成して「運用そのもの」を請け負うスタイル(EMCモデル)が最大の特徴です。
- 大手企業(金融・アパレルなど)の運用実績が非常に豊富
- メルマガだけでなく、Webサイト更新やSNS運用も含めた一括対応が可能
- セキュリティ基準が高く、個人情報の取り扱いも安心
対応業務範囲
デジタルマーケティング運用全般(戦略、制作、配信、効果検証、改善)。
料金プラン
- 月額費用: 要見積もり(専任チーム編成のため、月額数百万〜規模が一般的)
- 契約形態: 準委任契約(成果報酬ではなく、稼働リソースへの対価)
おすすめな企業タイプ
会員数数万人以上の大手企業・ナショナルクライアント。社内リソースが全く足りず、デジタルの運用部隊ごと外注したい場合に最適です。
【失敗しない】メルマガ外注先の選び方比較表
| タイプ | おすすめの企業 | 月額予算目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| BtoB運用代行 | テクロ イノーバ |
16〜40万円 | リード育成(商談化)が目的。 戦略から丸投げしたい場合に最適。 |
| 制作・ライティング特化 | グリーゼ ライトアップ |
5〜15万円 | 「書くこと」のアウトソーシング。 配信システムは自社にある場合。 |
| EC・デザイン重視 | B.A.D. ライトアップ |
5〜10万円 | HTMLメールのデザイン重視。 商品の魅力を視覚的に伝えたい場合。 |
| 大規模・チーム運用 | メンバーズ | 要見積 (大規模) |
大手企業向け。 専任チームによるデジタル一括運用。 |
メルマガ代行の導入の流れと成功のコツ
ここでは、実際にメルマガ代行を導入するステップと、成果を最大化するコツを紹介します。
導入の5ステップ
- 自社のメルマガ課題を明確化(15分)
配信頻度、開封率、リソース状況を整理します。「月何本配信したいか」「現在の開封率は何%か」「誰が担当するか」を明確にしましょう。 - 予算と外注範囲の決定(30分)
「ライティングのみ」か「企画から」か、どこまで外注するかを決めます。予算が限られている場合は、まず部分外注から始めるのも一つの方法です。 - サービス比較・問い合わせ(1週間)
2-3社に見積もり依頼をし、対応の速さ、提案内容の質を比較します。この段階で担当者とのコミュニケーションのしやすさも確認しましょう。 - 初回打ち合わせ・提案確認(1-2時間)
戦略提案、料金の詳細、配信スケジュールを確認します。疑問点は全て解消してから契約に進みましょう。 - 契約・キックオフ(1週間)
ブランドガイドラインの共有、配信スケジュールの策定を行います。初回配信までのスケジュールを明確にしておくとスムーズです。
初回打ち合わせで必ず確認すべき5つのこと
- 配信本数と料金の関係(「月4本までは基本料金、5本目から追加料金」など)
- 追加費用が発生する条件(画像制作、緊急配信など)
- 効果測定レポートの内容と頻度(月次?週次?)
- 担当者の連絡方法と対応時間(平日10-18時のみ?土日対応可?)
- 契約期間と解約条件(途中解約可能?違約金は?)
メルマガ代行導入後に成果を出すコツ
- 明確なKPI設定: 開封率20%以上、クリック率3%以上など、数値目標を設定
- 定期的なレビュー: 月次で効果測定結果を共有し、改善提案を受ける
- 自社情報の迅速な共有: 新商品情報、キャンペーン情報を早めに連携
- ブランドトーンの統一: 企業らしさ、語り口の認識合わせを初期段階で行う
- ABテストの実施: 件名、配信時間、CTAボタンなどをテストし、最適解を見つける
実際の事例では、「導入3ヶ月で開封率が2倍になった」企業もあります。定期的なレビューとABテストが成功の鍵です。
メルマガ代行に関するよくある質問(FAQ)
最後に、メルマガ代行を検討する際によくある質問に回答します。
Q1. 配信ツールは自社で用意する必要がありますか?
A. 依頼先により異なります。多くの代行サービスは配信ツール込み(または提携ツール利用)ですが、「ライティングのみ外注」の場合は自社でツール契約が必要です。見積もり時に「配信ツールはどうするか」を確認しましょう。主な配信ツールには、Benchmark Email、ブラストメール、配配メールなどがあります。
Q2. 最低契約期間はどのくらいですか?
A. 1ヶ月~12ヶ月と幅があります。一般的には3-6ヶ月が多いです。「効果が出るまで3ヶ月は必要」との理由から、短期解約不可の場合もあります。契約前に「最低契約期間」と「途中解約の条件」を確認必須です。
Q3. 途中で配信本数を増やせますか?
A. ほとんどのサービスで可能ですが、追加料金が発生します。「基本プラン月4本、追加1本につき+2万円」など。繁忙期のみ増やす柔軟なプランもあります。事前に「追加料金の単価」を確認しておくと安心です。
Q4. 効果が出なかった場合、途中解約できますか?
A. 契約内容により異なります。「最低契約期間内は解約不可」が一般的ですが、「成果が出ない場合は3ヶ月で解約可能」などの条件付きサービスもあります。契約時に「解約条件」「違約金の有無」を必ず確認しましょう。
Q5. 配信リストは自社で用意する必要がありますか?
A. はい、基本的には自社で用意します。代行会社はリスト収集は行わず、配信業務のみを担当するケースが多いです。ただし、一部の代行サービスでは「リスト獲得支援」もオプションで提供している場合があります。リストがない場合は、まずリード獲得施策(ホワイトペーパー配布、ウェビナー開催など)から始める必要があります。
Q6. HTMLメールとテキストメール、どちらがいいですか?
A. 目的により異なります。HTMLメールは視覚的に訴求力が高く、ECサイトのセール告知などに向いています。一方、テキストメールはシンプルで親しみやすく、BtoB企業の情報提供に向いています。開封率はHTMLメールの方がやや高い傾向ですが、業界により異なるため、ABテストで確認するのが最適です。
Q7. 配信時間はいつがベストですか?
A. 一般的には、BtoBは平日の午前10時または午後3時、BtoCは平日の午後8時または土日の午前10時が開封率が高いと言われています。ただし、業界やターゲット層により最適な時間は異なるため、ABテストで検証することをおすすめします。外注先に「配信時間の最適化提案」があるか確認すると良いでしょう。
Q8. 件名はどのくらいの長さがいいですか?
A. スマートフォンで表示される文字数は15-20文字程度です。重要な情報は前半に入れ、「【期間限定】」「今だけ」などの緊急性を示すフレーズを入れると開封率が上がります。外注先はこうしたノウハウを持っているため、件名の最適化も依頼すると良いでしょう。
まとめ
この記事では、メルマガ代行サービスの外注範囲、料金相場、選び方、おすすめ7社の比較を詳しく解説しました。重要なポイントは以下の3つです。
- 外注範囲と料金相場を理解する: ライティングのみなら月3-10万円、フルアウトソースなら月10-30万円が相場
- 自社に合った選び方を知る: 対応範囲、料金、実績、効果測定体制、コミュニケーションの5つをチェック
- 目的に応じて依頼先を選ぶ: BtoB向けならテクロやイノーバ、スポット依頼ならグリーゼやフリーランス
メルマガ代行を導入することで、社内リソースを削減しながら開封率・クリック率を向上できます。次のステップとしては、気になる2-3社に見積もり依頼をし、初回打ち合わせで「自社に合うか」を確認することをおすすめします。
外注先選びで迷ったら、まずは実績豊富な「ライトアップ」や、スポット依頼ができる「グリーゼ」から試してみるのも良い方法です。成果の出るメルマガ運用を実現しましょう。
